ある村の隔離方法から 中国政府の嘘を見ぬく
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 【明慧日本2020年3月29日】甥の嫁は武漢出身の人で、しばらく前、故郷の親戚に電話をして疫病が蔓延している状況を聞くと、親戚の近くのある村では全員が新型コロナウイルスに感染し、政府は感染者に治療を施すのではなく、村を完全に封鎖したという。そして、数日おきに村に人を送り込んで一軒一軒の扉を叩き、家の中に人の気配があれば通り過ぎ、家の中に人の気配がなければドアを壊して中に入り、遺体を車で外へ運び出し、あらかじめ掘ってある大きな溝に埋蔵したという。事前に掘った溝はかなり大きく、「共同墓地」のようなものだったという。

 同じことが他にもあった。2019年の12月から2020年の1月にかけ、武漢市中心病院では何度も原因不明の肺炎患者(新型肺炎)の症例が出たことを、武漢市江漢区の疾病管理センターに報告した。しかし、2020年1月13日午前9時頃、武漢市江漢区の疾病管理センターの感染病予防課・課長の王文勇が武漢市中心病院に電話して、報告された原因不明の肺炎患者(新型肺炎)を「その他の疾病」に訂正するよう、情報を隠蔽するようと指示した。

 中国共産党が人命をなおざりにすると言う背景下で、どれだけの武漢新型肺炎感染者が治療を受けられず死亡し、その数字が全く統計されず、統計資料の数字になぜあがっていないのだろうか?

 イギリスの有名な疫学者、インペリアル・カレッジ・ロンドンのニール・ファーガソン教授は同年2月の初め頃、中国共産党が公表した数字は実際の症例の10%に過ぎないのではないか、との見解を表明した。

 また、米国セントルイス・ワシントン大学の病理学と免疫学の何邁助教授(MaiHe、音訳)とオハイオ州立大学の経済学のLuciaDunn教授は、同年2月中下旬に発表した論文で、非公式の信憑性のあるデータによれば、累積症例数、症例増加数、死亡者数はいずれも中国政府が公表した数字よりも、5~10倍も高いと指摘した。

 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/14/402317.html)
 
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