【明慧日本2020年4月22日】福建省浦城県の法輪功学習者・朱子玉さん(84歳女性)は2018年7月26日に不当に連行され、2019年に懲役2年の実刑判決を宣告された。現在、福建省女子刑務所に拘禁されて迫害された朱さんは、脳卒中を患っている。
朱さんは、1999年に中国共産党による法輪功学習者への迫害が開始されて以来、この地域の学習者はずっと残酷な迫害を受け続けている。
2018年7月26日、当時82歳だった朱さんは食材を買いに行こうとしてマンションを下りた途端、階下で待ち伏せていた国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らにより連行され、南平留置場に拘禁された。以前にも、裁判所の人員らが朱さんの家に何度もやってきて「裁判にかけるぞ」と脅したことがある。
さらに遡ると、2018年1月28日の朝、朱さんは南山鎮洋敦卿で法輪功の真相を伝えていた際、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報され、富嶺派出所の警官により連行された。身体検査の結果、血圧が高かったため夕方には解放された。
2019年、朱さんは懲役2年の実刑判決を言い渡され、福建省女子刑務所に拘禁された。同年、朱さんは刑務所で迫害されて脳卒中になり、自己管理ができなくなったが、解放も保釈も許可されなかった。
かつて、朱さんは何度も連行されて拘禁された。
2016年3月7日朝、当時80歳だった朱さんは外で法輪功の真相を伝えていた際、私服警官に見つかった。私服警官は他の警官3人を連れてきて、朱さんを公安局まで連行した。その後、7人の警官が2台のパトカーに乗って朱さん家に駆けつけ、家宅捜索を行った。朱さんは警官らに床に押えつけられて足に怪我をし腫れあがった。法輪功の関連書籍40冊以上、MP3、USB、VCDなどを押収された。
浦城県の610弁公室(法輪功迫害の実行機関)は2010年7月24日、他県の私服警官に依頼して同県の学習者に尾行させ、朱さんを連行した。3日後に、もう1人の学習者・張兆利さんも連行した。朱さん、張さんの2人は自白を強要され、酷く殴打された。酷暑であってもシャワーや着替えも禁止され、しかも期限を延長して拘禁された。