文/中国の新しい大法弟子
【明慧日本2020年4月27日】私は修煉を始めて2年足らずの新しい学習者です。家では本を読んだことがなく、師父の説法だけを聞いていました。なぜ本を読んでいなかったかと言うと、自分が修煉していることを夫に知られたくなかったからです。
今年になって感染症が発生し、各地区は封鎖されてどこにも行けなくなり、家に閉じこもっていました。することもなく家族と感染症の近況を話していた時、潜在意識の中に毎日の学法の環境がないことに気づきました。今までは、ときどき同修と会って交流することができましたが、それもできなくなり、私は焦っていました。
私の心性はレベルに達していなかったため、心配した私は夫が仕事に行く時「九文字の真言を念じてね」というと、夫は機嫌を悪くし「今度、同じようなことを言ったら別れる」と言いました。
やっと地区の封鎖が解除され、同修と交流することができました。私は、同修から師父の各地での説法を借りて読み、読み終わったらまた借りるようにしていました。
ある日、同修と師父の経文を学んでいた時、経文の中の「渾沌たるこの世の乱れた現象に惑わされないでください」の一言が、私を悟らせてくれました。そこで私は、自己を突破する時期にきていると思いました。そして、内に向けて探し、なぜ家で学法できないのか? それは執着心によるもので、恐れる心があるからです。この恐れる心はなんでしょうか? 何を求めているのでしょうか? それは常人の安逸な生活を求めているのです。これを意識できた時、この執着心を取り除き、自身を打破しようと思いました。
そして私は、家で大法書籍を置く場所を清掃し、全部の大法書籍を購入して、毎日、学法ができるようにしました。『精進要旨』、『精進要旨一』と『精進要旨二』を読み終えたところで、法を実証するとは衆生を救うことであり、大法弟子の使命であることが分かりました。
私は自身を打破し続け、外に出て世人に真相を伝えました。この過程で常人は世に深く惑わされており自分の想像とは違って、深く惑わされていることが分かりました。
夜中に帰宅して0時の発正念をしていた時、自分自身のよくないものを取り除いていた際に、私が「滅」と念じた瞬間、一筋の電流が頭上から全身に向けて貫通しました。掌を立てて「滅」と念じた時、1人の大佛は、黒く濃い煙の世界で掌を立てて穏やかな表情で座り、佛の全身から輝く光が出ていました。この時、私の心は言い表せないほどの辛さを感じました。(のちに同修とこのことについて交流した時、同修は、それは正邪の戦いだと言いました)。蓮華手印を結んだ時、佛は白い雲の上に漂い、とても透き通った明るい世界にいました。発正念と共に口から軽やかに一株一株の蓮の花を出していました。「これは師父が私を励まして、今まで見たことのない景色を見せてくださり、身をもって感じさせてくださった」と私はわかっていました。
精進して実修する中で、常人生活の素晴らしさを感じ取ることができました。子どもは自分の言いなりにならなければ拗ねていましたが、今はよく話を聞いて、とても素直な子どもになり、私と一緒に少しばかりではありますが、学法できるようになりました。まさに自分が正しくなれば、周りも正しくなるのです。夫から電話がかかった時も、いつも穏やかな態度で話してくれるようになり、以前のように機嫌が悪くなるような状態もなくなりました。
私は、師父が言われたように法の力を感じ、今後も学法、発正念、大法を実証することを行ない続け、実修する中で使命を果たしたいと思います。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『台湾交流会へ』