【明慧日本2020年4月30日】河北省保定市の法輪功学習者・高金萍さん(73)は今年の旧正月前に、不当に開廷された。近日、弁護士のところに保定市高陽県裁判所の判決通知書が届き、高さんは懲役7年の実刑判決を宣告されたという。しかし、家族には知らせなかった。高さんはすでに市中級裁判所に控訴したという。
1回目の法廷では、起訴者側は懲役6年の判決の意見を出した。また、高さんに関して、関係者は最終判決は保定市中級裁判所が出したもので、控訴しても判決内容は何も変えないと家族に告げた。
高さんは2019年8月22日の昼に、保定市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)および保定市競秀区依棉派出所の警官らに身柄を拘束された。同時に、自宅にあるパソコン、法輪功の関連書籍などの私物も押収された。昨年、社会保障カードの切り替え時期に、中国共産党(以下、中共)の関係者はそれを機に、高さんの給与の支給を停止した。
中共による法輪功への20年にわたる迫害の中で、高さんは何度も嫌がらせを受け、不当に身柄を拘禁されたことがある。2013年9月9日、保定市新市区公安支局依棉派出所の指導員および地区担当の警官・李剛の2人は、突然に高さんの自宅に侵入した。そして、パソコン、プリンターなどの私物を押収した上で、高さんを依棉派出所に連行した。夕方頃、高さんを保定留置場に移送し、さらなる迫害を企てていたが、健康診断が不合格だったため、高さんは一時解放された。
2014年1月上旬、中国の旧正月頃、保定新市区検察庁は高さんを召喚し、迫害を企てていた。高さんは迫害から逃れるため、寒い冬に、仕方なく放浪生活を余儀なくされた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)