江蘇揚州市の学習者・朱成霞さん 再び強制連行
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 【明慧日本2020年5月18日】(江蘇省=明慧記者)江蘇省揚州市の管轄下にある儀征市の法輪功学習者・朱成霞さんは2020年4月29日の夜9時ごろ、夫と車で帰宅する際に、自宅の前で待ち伏せしていた揚州市610弁公室の警官らに強制連行された。警官らは朱さんから家の鍵を奪い取り、不当に朱さんの自宅に侵入して家宅捜索をし、プリンター2台を含む私有財産を押収した。

 隣近所の話によると、610弁公室の警官らはすでに朱さん宅の前で、数日間張り込みしていたという。連行された朱さんは揚州留置所に拘留された。

 朱さんは67歳前後の当時、会社においてよい社員で、家庭においもて良き妻、良き母であった。しかし、彼女は職場で負傷して寝たきり状態になり、出かける時はいつも夫に抱きかかえられて、車の乗り降りをしていた。多方面から治療を受けたが治らなかった。朱さんは1997年から法輪功の修煉を始めると、すべての病気が治り、これらの事実は会社の同僚達、隣近所の人、家族も認めた。今の彼女は師父に感謝し切れないほどの恩があると言い、法輪佛法に対してもとても敬っている。

 朱さんは政府に陳情し、法輪大法は素晴らしいということを実証し、迫害の元凶・江沢民を告訴したため、何度も不当に拘禁され、様々な残忍な迫害を受けた。

 2015年12月10日、朱さんは儀征市城北派出所へ呼ばれ、江沢民を告訴した状況を確認するためだと言われたが、その結果、拘束された。

 2016年1月16日、儀征市检察庁は朱さんを陥れるために、朱さんを裁判所に起訴した。2016年7月26日、儀征市地裁は開廷されると、検察官・楊陽は朱さんに対して6カ月以上、1年以下の実刑を求めた。また、征市国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)の隊長・殷傑は傍聴にやって来た。

 その後、公安局は検察庁や裁判所に圧力をかけた。そして2016年11月13日に、征市地裁は朱さんに1年6カ月の実刑判決を言い渡した。また同日、実刑判決が下された法輪功学習者は、向玉琴さん(81歳女性)、肖月乾さん(男性)、銭紅梅さん(72歳女性)である。これらは皆、冤罪によるものである。また、江沢民を告訴した罪で懲役3年の実刑判決を受けたが、高齢者のために3人全員仮釈放された。

 揚州610弁公室の警官らは司法関係者の上に立ち、今なお、法輪功学習者たちを迫害し続けている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/6/404858.html)
 
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