海外の中国人への大法の真相伝えを重視すべき
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 文/李晶晶 

 【明慧日本2020年5月24日】中共ウイルスが世界中で猛威を振るっているこの時期、ほとんどの国々が自国民に在宅隔離や自主的在宅の措置を講じています。現在、世界では10億近い人々がほとんど外に出ず、自宅待機していると推定されています。

  多くの大法の学習者も家にこもっているような状況下で、屋外での大法の真相伝えプロジェクトも多かれ少なかれ影響を受けて、多くの同修がオンラインで真相を語るプロジェクトに参加しています。 電話やメールといった従来のプロジェクトに加え、ソーシャル・メディア(SNS)などを使って真相を伝えることはとても良い方法です。 それらは長い年月をかけて衆生を救う上で非常に重要な役割を果たしてきました。 このようにして、多くの人が真相を理解し三退をするのです。 以前、これらのプロジェクトのほとんどは、中国国内の人々を対象としていました。

  しかし、正法の進展が進む今、特に中共ウイルスの世界中への蔓延に伴い、人々は中共の悪を少しずつ理解し、共産主義の世界への浸透を目の当たりにしています。実際、中共が世界に浸透する主要なルートがあります。それは海外の中国人を通じて実現しています。海外の中国大使館や領事館は、現地の華僑団体、同郷会、大学協会などと連携し、地方自治体、企業、メディア、さまざまな階層に徐々に浸透させています。中共は海外で知的財産権を盗み、その多くは海外に住む中国の専門家や学者を通して中共スパイに発展しました。たとえば、中共の「千人計画」は、実際には「千人スパイ」です。海外で暮らす中国人の多くは、長い間アメリカに住んでいますが、地域社会に溶け込んでおらず、毎日、新聞やテレビなどの中共が浸透した中国のメディアを目にしています。実際、この様な人々はまた、中共によって深く毒された存在であり、彼らが真相を理解していなければ、被害はさらに大きくなるでしょう。これらの中共のクラブが主催する活動に参加したところ、真相が分かっていない中国人がまだたくさんいることがわかりました。

  長年にわたり、海外の学習者が真相を語る際、各政府の要人をターゲットにしてきましたが、海外の中国人にとって、真相伝えは中国本土ほど詳細かつ綿密ではありませんでした。 しかし、中共は海外の中国人コミュニティが欧米社会の架け橋であることを知っているため、海外に住む中国人への洗脳・支配・結託・浸透は非常に深刻であり、それゆえに彼らが主な媒体となっています。 今の段階では、彼らに真相を伝えることを重視すべきです。 そして、電報、オンライン、Facebook、WhatsApp、Twitter、Instagram、YouTubeなどの多くのソーシャルメディアを使用して、彼らに真相を伝える良い機会でもあります。 これらのソフトウェアは、送信するもののアカウントをブロックする中国国内のWeChatのような不正なソフトウェアではありません。これらのソフトウェアは、基本的に中共の言論統制の影響を受けていません。 今では誰もが家にこもり、外の世界との接触はインターネットだけになりました。 インターネットにもっと時間をかけて、海外の中国人に深く真相を伝えることができれば、中共に毒され続けることを防ぎ、もう一方では中国本土の国民に誤解を与えたり、中共が嘘やイネイブラー(※)などを広めることを止めさせることができるのではないでしょうか。

  今、人を救うために残された時間はあまり多くありません。 すべての命は尊いものであり、師父は救える命を残したくありません。 また、同修の方々には、すべての衆生を救うために共に力を尽くし、また自分の修煉の道に悔いを残さないように、より良い提案をしていただきたいと思います。

  以上は、私の個人的な考えや提案にすぎません。問題があればご指摘いただければ幸いです。

 (※)イネイブラー:助けるつもりでしたことがかえって相手の為にならない様な事をする人。身近な人が悪癖や犯罪などに染まっていくのを黙認、放置して、問題行動を陰で助長している身近な人のこと。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/3/404640.html)
 
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