【明慧日本2020年5月28日】私は1998年から法輪大法を修煉し始めた大法弟子です。私は数年間にわたり大法の真相を伝えてきましたが、人々が大法の真相を知り、福を得た事例を皆さんにご紹介したいと思います。
「明日は政府に脱党しに行く」
2006年、私は坐禅している時に、ある人の姿が頭の中に浮かび上がりました。私が知っている人で、彼女は婦人連合会で仕事をしており、きっと師父が彼女に大法の真相を伝えてほしい、と暗示してくださったのだと思います。私は夫(同修)に「彼女の家に行ってくる」と言うと、夫はとても心配して「彼女の夫は610弁公室の人だ、やめたほうがいい」と言いました。私は夫が心配していることも理解でき、当時はまだ、法輪功への弾圧が厳しかったのです。しかし、私はもう決めたことなので、夫に「ちょっと豆腐を買いに行ってくる」とだけ言って、出かけました。
豆腐を買い終わると彼女の家に行き、彼女と彼女の夫が私を家の中に案内してくれました。挨拶した後、私は法輪功が佛法であることや法輪功が迫害を受けていること、天安門焼身自殺事件は偽りであること、大法が全世界に広まっていることを伝えました。2人とも静かに聞いてくれました。突然、彼女の夫は「昨日、私のパソコンにURL一つを受取り、開けると法輪功の内容だった」と教えてくれました。私は「そうですか、その内容が分かりましたか?」と聞くと、彼は「見たけれど、あなたの話を聞いてよく分かりました。明日、政府に脱党しに行きます」と言いました。私は「行かなくてもいいのです。神は人の心を見ておられます。私が脱党を手伝いましょう」と言うと、2人とも喜んで脱党しました。最後に2人に誠心誠意に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じると良いことをもたらします、と伝えました。
帰ろうとする時、彼女の夫の顔色が非常に悪くて痩せており、腹部が大きいことに気づきました。私は「善悪には報いがあり、法輪大法が佛法であることや法輪功の真相も分かったので、これからは大法弟子を迫害するような事を絶対にやってはいけません。あなたの職位で修煉者を守ってください」とお願いしました。彼は「分かりました。この仕事をやっていますが、法輪功修煉者は皆良い人ばかりです。法輪功が悪いと政府が言っていますが、もし、悪いものであればこんなに大勢の愛好者はいないでしょう。私は廃棄する予定の修煉者から没収された本をこっそりと持ち帰って、隠しておきました」と言って、私を部屋の奥に案内してくれ、隠しておいた何冊かの本を出してきました。それを見ると私は嬉しさのあまり声が出なくなり、しばらくして「ありがとうございます」と言いました。彼は本を私に手渡してくれました。
数日後、私はまた彼女の家に行きました。彼女は「あなたが帰った後、私たちは毎日「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じていると、夫が元気になり、肝臓の腹水も治りました。今まで毎年2回入院しなければいけなかったのですが、今年はもう入院しなくても大丈夫です。この大法の真言の言葉は本当に素晴らしいです。テレビの宣伝と全然違っており、定年退職したら、私たちも法輪功を煉ります」と言いました。「今から法輪功の煉功を始めたらいいですよ」と勧めました。彼女は「だめです、今は政府機関で働いているため、毎日嘘をつかないと仕事ができなくなります」と言いました。
2012年、彼らは本当に『轉法輪』を読んで、修煉し始めました。
あなた方の師父に叩頭します
2008年当時、私の隣にはとても穏やかな年配の夫婦がいて、法輪功の話をすると嫌がります。法輪功が弾圧されていることを知っており、今まで中国共産党が起こした運動に恐怖を覚えています。
ある日、その叔父が肝臓がんを患ったことが分かり、すでに末期です。叔父の息子は市の役人で立派な家です。息子は叔父を連れて多くの大病院に行きましたが、どこも手遅れだと宣告され、家に戻るしかなく、叔父は家に戻ると笑顔が消えました。連日38度の高熱を出して胸も痛いので、毎日痛み止めの注射をしました。子供たちは仕事をしており、たまにしか、見舞いに来ません。
私と夫は時間があれば、叔父の世話をしに行き、老夫婦は私たちに感謝していました。ある日、私は叔父に「私のことを信じますか?」と聞きました。2人とも「もちろんです。今まであなた方2人のお陰です」と叔母は言いました。それでは一緒に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を心から念じれば、きっと大法の師父に救われます、と教えました。2人は互いに顔を見合って、叔母は「病院は死を宣告したのだから、藁をも掴む思いでやってみます」と言いました。私の夫は冗談で「数日後、叔父さんが私達の前を歩いて」と言うと、私は「叔父さん、どこへいくのですか? と後から声をかけますよ」。それを聞いて、叔父は「それはもうあり得ないことだ」と苦笑いしながら、首を横に振りました。
翌日、夜が明けると叔母は私を呼びました。「どうしましたか」と聞くと、「夫がもう元気になりました」と涙を流しながら喜びました。「すっかり治った、本当に治った。十数日間も出ていた高熱が下がり、胸の痛みもなくなり食欲が出てきました。連日食べられず点滴をしていた叔父は、師父によって本当に救われました。昨日あなた達が帰った後、夫は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を誠心誠意念じながら、うとうとと眠りにつくと、一つの大きな手が彼の胸部に向けているのが見えました。叔父は胸部に冷たさを感じ、瞬く間に痛みがなくなりました。叔父も私も泣きました。「あなた方の師父はどこにいらっしゃるのか分からないので、佛は西南にいらっしゃると聞いたことがあり、すぐに西南に向かって3回叩頭しました」と言いました。
叔母のこの話を聞いて、私もうれし泣きしました。「師父、ありがとうございます」と心の中で、師父にお礼を申し上げました。
心の中で九文字の真言を念じる
私の姪の婿は退役軍人で、今はニッケル鉱山で働いています。彼はすでに三退しており、法輪功が迫害を受けていることも知っています。私が彼にお守りを渡すと、彼は毎日持ち歩いています。
2008年、姪の婿は井戸の下で作業をしていると、突然に大きな岩石が上から落ちてきて、彼に当たってその場で倒れました。同僚たちは「事故だ、事故だ!」と大きな声で叫びました。工場長がすぐに現場に駆けつけて、彼のヘルメットが壊れているのを見て、もうダメだ、と誰もが思いました。小さな石ころでさえ危ないのに、ましてや、あれだけ大きな岩があんな高い所から落ちて来たのです。彼をすぐ救急車で病院まで運びました。病院で検査したところ、不思議にもどこにも怪我はなく、医師も大変驚いていました。
その後、姪の婿から聞いた話では、あの落石事故の時、彼はずっとお守りを手で触りながら、心の中で九文字の真言を念じていました。これは慈悲なる大法の師父が彼の命を救われたのです。
2009年、姪の婿は深夜の仕事が終わり、車で家に帰る時にスピードを出し過ぎて、カーブを曲がるところで、いきなりブレーキが利かなくなりました。車が木にぶつかって跳ね返され、車がひっくり返って粉々になりました。彼は当時の様子を振り返ると、その時は自分がふわふわと地面に着地したような気がし、どこも怪我はなく、また、師父に助けられました。事故後クレーンで廃車を引っ張り出した時に、クレーンの運転者が「また1人の命がなくなった」と嘆いていました。ちょうど姪の婿が事故現場の近くにいて、「廃車の運転手は私です」と言いました。「え、大丈夫ですか、あなたは強運の持ち主ですね。先代がきっと大徳を積んだのだろう」とつぶやきました。「私には神様のご加護がありますから」と言いました。
2013年、姪の婿が紫斑病(※1)にかかり、これは医療の倫理ジレンマ(※2)です。彼は「私は法輪功の本を読みたいです」と言うので、私は「いいですよ、この『轉法輪』の本は天書です。敬う気持ちで読み、読む前には必ず手を洗い、高いところにこの本を置いてください」とお願いしました。彼は「わかりました」と返事しました。彼は2回ほど『轉法輪』を読んで、病がなくなりました。
2020年の正月以降、武漢肺炎が全国に蔓延していましたが、彼は旧正月が明けるとすぐに会社に行きました。知り合いは「こんなに早く仕事するのですか? 武漢肺炎がこわくないのですか?」と聞きました。彼は「大法が心にあり、神様が私を保護してくださるので、武漢肺炎なんかこわくないです」と答えました。
(※1)紫斑とは、出血の傾向があり内出血するとその部分が紫色に見えることから名付けられたもので、この症状は、血管の病的な変化、血小板の異常、血液凝固の仕組みの異常等を原因として発生する病。
(※2)医療の倫理ジレンマとは、ある医療行為の倫理的妥当性あるいは倫理的根拠を論じる際、より所とする倫理原則によって、全く異なる結論が導かれてしまう状態を指す。