残忍な迫害を経た湖南の張春秋さん 再び裁判に直面
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 【明慧日本2020年5月30日】(湖南省=明慧記者)湖南省益陽市の法輪功学習者・張春秋さん(56歳男性)は、湖南省益陽市大通湖区河坝鎮の出身である。2019年12月6日、婁底市のある内装会社で勤務中の張さんは警官らにより連行され、2020年4月13日に同市の婁星区裁判所に起訴状が提出され、審理され、現在、張さんは不当な裁判に直面している。今回の裁判長は賀玉林が務めるという。

 2019年12月6日の午前、婁底市婁星区公安支局の警官らは、勤務中の張さんを連行し、その直後に張さんを連れて張さんの家に行き、家宅捜索を行なった。婁星区公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の大隊長・蘭琳と李剛軍が、本案件を担当しているという。

 中国共産党による法輪功への迫害が21年間続く中で、張さんはかつて不当に懲役8年の実刑判決と1年9カ月の労働教養を強いられたことがあり、益陽市の第一留置場、湖南省第一収容所、湖南省津市刑務所、湖南省長沙新開労働教養所などの施設を転々として、様々な残忍な拷問により苦しめられた。

中共酷刑示意图:电击

拷問のイメージ図:電気棒による電気ショックを与えられる

 警官らは6本の高圧電気棒を同時に使い、張さんの額、こめかみ、首、胸、脇、腹部、生殖器、肛門、太もも、掌、足踏まずなど全身にわたって、電気ショックを加え、酷い火傷を負わせた。また、足が地面から離れるように吊り上げられて、75キロの水に浸した厚い木の板を首から針金を使ってかけられた。この残酷な拷問は13時間にも及び、針金が後ろ首の深くまで食い込んだ。その後、張さんは感染症病棟に3年間監禁され、結核と肝炎の実験台として使われた。

中共酷刑示意图:吊铐、挂重物

拷問の再現:吊るし上げられ、首に重りをかけられる

 張さんは刑務所で拘禁された10年の間、張さんの息子はまだ学校に通っていた時期であった。張さんの妻の給料が数百元から、時代の推移に伴って1000元以上に上がったが、生活は大変苦しく赤貧の状態であった。張さんは出所した後、大通湖区政府部門は仕事を提供すると約束したが、結局は何もしてくれなかった。50代の張さんは生活を維持するためあちこちで、警備員、倉庫係り、雑務などのアルバイトをしていた。

 張さんの息子は、10年間も父親の愛情と正常な教育を受けていないため、ゲームにはまり真面目に仕事ができなくなっていた。ある時期、息子は家を出て連絡が取れなくなり、借金をしてゲームに没頭した。張さんは帰宅後、息子を正しい道に導くため、朝食の出前などをいろいろと試して経営し、息子の数万元の借金を返済した。息子の状況も大きく改善し、ゲームをやめるようになり、自らゲーム用のパソコンを打ち砕いた。息子は正常な軌道に戻って来たが、長年苦労してきた張さんの妻の慢性顆粒球性白血病が重症化し、何度もめまいがして、ベッドから降りられなくなった。

 苦労をなめ尽くし、非人道的な迫害を受けてきた張さんは、今不当な裁判に直面している。婁星区裁判所の裁判官たちには正義を守り、無罪で張さんを早く解放するように望んでいる。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/19/406543.html)
 
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