湖北の学習者2人に 懲役11年と12年の実刑判決
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 【明慧日本2020年6月3日】湖北省襄陽市(じょうようし)の法輪功学習者・成孝宝さん、王模蓮さんは2018年3月に行方不明になっていたが、最近、襄陽市襄州区裁判所によって開廷された。そこで、成さんには懲役12年、王さんには懲役11年の実刑判決を言い渡されたという。

 2018年3月18日、成さんが住んでいた家の鉄の防盗門がこじ開けられ、中のもう一つのドアの鎖も壊された。成さん本人も行方不明になっていることに親友が気付いた。同月下旬、同市のもう1人の学習者・王さんも行方不明になった。親友はあちこちの留置場を訪ね、成さんと王さんが連行されて後襄州区行政拘留所に拘禁されていたことが分かった。しかし、親友がそこへ行くと、「数日前(3月27日頃)に他の所へ移送された」と当番の警官が言った。どこへ移送されたかは警官も知らないという。

 先日、成さんには懲役12年の実刑判決、王さんには懲役11年の実刑判決を言い渡されたことが分かった。

 成さんは65歳の男性で、元鉄道局の職員であり、修煉する前は肝炎、肺結核などの病気にかかっていたという。この2種類の病気は治療上で逆の作用があり、肝炎を治療すれば肺の保護が必要で、肺結核を治療すれば肝の保護が必要なため、非常に難しいという。1998年に法輪功の修煉を始めると、10日間のうちにすべての病気が消えた。軽やかに歩き、以前のように仕事が出来るようになった。会社の同僚やリーダー、親友達は皆法輪功の奇跡を目の当たりにした。しかし、中国共産党による法輪功への迫害の中で、成さんは十数回にわたって連行され、刑務所に収監されて4年間拘禁され、3回にわたって労働教養を強いられ、何度も拘留所や留置場に拘禁され、洗脳施設に閉じ込められ、十数種類の酷い拷問を受けた。その上に会社から除籍され、生活費がなくなり、家族の全員が筆舌に尽くし難いほど侮辱され、酷い迫害を受けた。

 王さんは元中鉄電気化局グループの職員で、中国共産党による法輪功への迫害が始まった後、何度も連行され、家宅捜索を受け、放浪せざるを得なくなり、3回にわたって労働教養を強いられた。沙洋留置場に収容された初日、警官らに酷く殴打され、スタンガンで生殖部位を電撃され、両手を背中に回されて手錠を掛けられた。昼ご飯を食べた直後から晩のご飯の直前まで、ずっと拷問を受け続けて全身傷だらけで青くなり、手足は腫れあがった。湖北女子労働教養所でも2回にわたり、残酷な拷問を受けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/26/406843.html)
 
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