河北省ライ水県の66歳の障がい者が連行される
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 【明慧日本2020年6月12日】(河北省=明慧記者)2020年5月25日、河北省ライ水県の66歳の法輪功学習者・陳書義さん(男性)が自宅で、警官らに連行され、翌日の午後2時ごろ、王村鎮派出所の警官らにより、不当にライ水拘置所に移送され、拘留されている。

 いつか、陳書義さんの自宅入口に大きなビデオカメラが設置され、現在はさらに人に監視されている。また、陳書義さんの息子夫婦と幼稚園に行っている孫は、家に帰るのを怖がっている。

 2020年6月2日、家族がライ水(王)拘通字「2020」第31号の陳書義さんの「拘束通知書」を受け取り、拘束の理由は「何々宗教組織を利用して、実施を破壊している」ということである。しかし、何も持っていない障がい者が、どのように法律の実施を破壊したのか?  さらに、どんな法律の実施を破壊したのかについては、何も触れていない。実は中共こそが、正真正銘の邪教なのである。

 法輪功を修煉する前の陳書義さんは、ある日、転んで足を骨折した。そのため足に金具を入れられて、足が不自由になった。1999年7月、法輪功が中共に迫害されてから、陳さんは2回の労働教養を科され、2001年9月に保定市八里庄労働教養所に移送され、そこで3年間の酷い迫害を受けた。その後、2009年9月に高陽労働教養所に移送され、1年9カ月の間、ここでも酷い迫害を受けた。

 2020年5月25日の午前11時ごろ、ライ水県王村鎮東王庄村の法輪功学習者の陳書義さんの自宅に王村鎮派出所警察の和特殊警察官ら十数人が不当に押し入って、家宅捜索を受けた。そして、法輪功の書籍、パソコン2台、プリンター1台、穴あけパンチ機1台、コピー用紙数箱、多数のお守り、法輪功の真相が書かれた紙幣と法輪功の真相ポスター等が押収された。同時に義理の娘の楊翠玲さんも連行され、夜まで派出所で不当に取り調べを受け、恐喝され、その後釈放された。

 同時に、陳書義さんの息子陳帥さんが勤務中に、ライ水鎮派出所の警官から電話をもらい、騙されて同派出所に行った。その後、ライ水鎮派出所で、いきなり取り調べと恐喝を受けて、陳帥さんは失神してしまった。夜の8時ごろ、ライ水鎮派出所の警官らが責任を取りたくないため、陳帥さんを釈放した。

 5月26日、王村鎮派出所の警官が陳書義さんの自宅のドアを叩き、義理の娘に「早くドアを開けろ、父親を連れて帰った」と騙した。その後、義理の娘を騙した警官らは娘を派出所に連れ帰った。陳帥さんの職場に繰り返し来て、警官らは嫌がらせをした。

 一方、陳書義さんは強制的に病院に連れて行かれ、採血された。押収されたパソコンは北京に送られ、ロックが解除されたために、家族は陳書義さんの迫害がさらに酷くなるのを心配した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/5/407299.html)
 
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