【明慧日本2020年6月20日】河北省張家口市の法輪功学習者・劉守慧さん、趙子軍さんの2人は、2019年4月25日に連行された後、警察や検察、裁判所の人員らから1年間にわたって嫌がらせを受け、最近、張家口橋西区裁判所は劉さんと趙さんに対して、不当に開廷した。現在、劉さんと趙さんの2人は裁判に直面している。
2019年4月25日、劉さん、趙さんは張家口橋西区で法輪功の真相資料を配布していた際に、現地の派出所の警官らにより連行された。70代の劉さんは翌日の朝に解放されたが、昼になると、家宅捜索を受け、多くの法輪功の真相資料と800元(およそ1万2000円)の真相紙幣を押収された。
趙さんは派出所に拘束されていた際、警官らは留守だった趙さんの家に押し入り、家宅捜索を行ない、すべての法輪功関連の書籍と李洪志先生の写真、法輪功の資料、携帯電話、パソコンなどを押収した。趙さんを罪に陥れる証拠がパソコンの中になかったため、パソコンはその後に返還された。
翌日、趙さんは鉄の椅子の上に座ることを強要され、手足が鉄の椅子に固定させられたまま尋問を受けた。趙さんは警官らの違法的な尋問に何も答えなかったため拘留所に送られて15日間拘束され、その期間中に突然にまた他の留置場に移送され、拘禁された。
趙さんが留置場に拘禁されていたと同時に、劉さんも再度留置場に連行された。劉さんは身体検査で血圧が高く、嘔吐などが起きたため留置場に受け入れを拒否され、再度、解放されて、自宅での監視に変更になった。また、趙さんは45日間拘禁された後、裁判待ちという形で一時釈放され、自宅での監視に変更になった。
それ以来、趙さんと劉さんはよく警官からの嫌がらせを受け、家族全員が恐怖の日々を過ごしている。2020年5月27日、2人は橋西裁判所に呼び出され、そこで「起訴状」と「量刑参考書」を渡され、そして、十数日後に裁判を開廷すると告げられた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)