MMSで真相を伝え、衆生を救う機縁を大切に
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文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2020年6月25日】私はMMS(※)で2020年2月から、真相を伝えるプロジェクトに参加しました。以下に、携帯電話で人々に真相を伝えた体験を交流したいと思います。

 観光スポットで真相を伝えている同修は、次のように言いました。「中国の人々は真相を聞く時、人前では拒否している態度を取っているが、周りに人がいなくなると、とても真剣に真相資料を読んでいる。私達はそのような環境にいないため、彼らの心理的な感情をよく理解できないだろう」と言いました。

 2月のある日、MMSで真相を伝えている最中に、一通の悪口が書かれたメッセージを受信しました。私は深く考えずに、礼儀正しく、祝福の気持ちを込めたメッセージを送信しました。しかし相手は、2回も悪口のメッセージを返信して来ました。

 そこで私は、同修と交流しました。「相手は、きっと真相を聞きたがっているのではないか? 悪口を言うのは、党文化の洗脳の下で、中国人は新型肺炎が拡散する中で、中国が海外の『反中国勢力』に馬鹿にされ、見下されていると思い込んでいるためではないだろうか」と私達は考えました。

 私は「悪魔が世界を統治している』の内容を参考にして、相手に「私達は同胞で、同じ中国人です。海外の中国人は、みな中国国内の同胞のことを心配しているから、このように真相を伝えているのです。そして、中国共産党(以下、中共)は中国ではない、そのことを知ってほしいのです」とメッセージを送りました。すると、相手から「分かりました。三退の意味がよく分かりました」との返信が来ました。

 相手が少し真相を理解できたと思い、私は続けて「中共から脱党しましょう。中共の副葬品にならないようにしましょう」と言いました。こうして、しばらくやり取りをしました。その間、相手は気持ちが不安定で「脱党する」と言ったかと思えば、また「しない」と言い、写真を送って来て「仮名を作って脱党する」と言うと、また「あなたが台湾からメッセージを送信しているとは信じられない」など、と矛盾した事を言いました。

 その時、私はすでに彼の名前を三退センターに送りました。しかし、2日経っても、脱党センターから返信が来ませんでした。加えて、私は人心が動き、相手は絶対嘘を言っていると思い、そこで、私は相手に「信じるかどうかは自分で決めなさい。さようなら」とメッセージを送り、もうこれ以上関わりたくないと思いました。

 翌日、一日中とても疲れていると感じ、第五式の功法を煉る時も落ち着かずに頭が混乱し、時には「あなたのせいだ。あなたは私達の王を死なせた」との意識が脳裏に浮かび、もう一方で、私は「もう全力を尽くした、私のせいではない」と思いました。

 その夜、夢を見ました。私はある白い建物の中にいて、傍には男女の死体が横たわっていました。相手から送られて来た写真の男女2人でした。ある人は私を指さして「あなたは彼らを殺した」と責めました。夢の中で「私は何もしていない、彼らを殺していない」と、私は非を認めようとせず、慌てて逃げようとしました。そして、目が覚めました。

 朝、目が覚めると頭痛がして、肩も痛く、夕方になってようやく痛みが緩和しました。その時、ちょうど脱党センターから「脱党声明が上手く発表できました」と返事が来ました。知らせを受けた私は、とても悔しく思い、自分が衆生を押し出してしまったのではないかと悔しく思いました。彼らは今どうなっているだろうか? コロナウイルスに感染していないだろうか? どうすればいいだろうか? 当初、自分が短気な態度を取らなければ、このような結果にはならなかったのではないかと思い、そこで、私は師父に「もう少し機会を下さい、彼らが救われるようにチャンスを与えてください」とお願いしました。不思議なことに、翌朝、相手は私にメッセージを送信してくれました。そこで、私は脱党センターからの三退した番号を彼に送りました。相手はそのメッセージをすぐに読んでくれました。

 このやり取りは1週間ほどかかりました。その後、相手は幾つかの質問をしてきました。私は師父宛に贈られた褒賞の数や大法が迫害される前の報道などを相手に送りました。最後に、相手がすっかり納得したため、私達のやり取りはようやく終了しました。

 MMSの文章は真相小冊子と同じような効果があり、内容は簡潔で包括的で、日常生活の中で簡単には会えない人達に真相を伝えるのにとても効果的です。MMSの文章は実によく書けていると思います。その内容は、人に暖かさを感じさせ、大法と三退の真相もしっかりと伝えられているので、これからも真相を伝える中で、きっとよい役割を果たすことができると信じています。

 次元に限りがありますので、不適切なところがあれば、同修達の慈悲なるご叱正をよろしくお願いします。

 (※)MMSとは、マルチメディアメッセージングサービスの略で、「○○@softbank.ne.jp」のようにキャリア独自のメールアドレスを利用することによって、長文や写真つき、絵文字つきのメッセージをチャット形式でやり取りできるサービスのこと。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/7/407342.html)
 
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