文/山東省の大法弟子
【明慧日本2020年7月24日】私は定年退職した女性教師で、もう80歳に近づいています。法輪大法を修煉してからすでに20年も過ぎました。法輪大法は私に健康な身体をもたらしただけでなく、私の心をも浄化してくださいました。師父は心をこめて教え諭してくださいました。そうして私はどんなことに遭遇しても、他人のためにまず考えることを学びました。一生名利のために闘い勝ち気だったこれまでの私は、完全に目が覚めました。
私には二人の息子がいます。そして、2001と2002年に二人にそれぞれ子供が生まれ、誕生日もちょうど同じ日でした。男の子と女の子の孫が相次ぎ誕生した我が家に、大きな喜びをもたらしました。この二人の孫達が大法弟子の家庭に生まれたのは、きっと大法と大きな縁があると思いました。私は祖母として彼らをよく教育すべきだと思いました。その後、長男が地方で働くようになり、息子の孫は母親と一緒に父親の所に行きました。
孫娘が幼稚園に通っていた頃のある日曜日に、私は彼女と一緒に師父の説法ビデオを見ていました。孫娘は1時間の間、ずっと静かにソファーに座って見ていました。見終わると彼女は小さな手でテレビを指さしながら、私に言いました。「お婆ちゃん、テレビの中に樹があり、綺麗なあずまやがあるよ」。なおも彼女は喋りながら、鉛筆で紙にあずまやの様子を描きました。あずまやの屋根はとがっていて、彼女は鋭くとがった部分に円を描きました。その当時、彼女はあまりにも幼すぎて上手く表現できませんでした。孫娘が顔を上げた時、家の大きな鏡のそばにあるお守りが見えました。その中には一人の女の子が蓮華座の上で坐禅している絵でした。孫娘はお守りを持って来て、私に言いました。「お婆ちゃん、この子は動いているよ。彼女の周りには白い雲が浮かんでいるよ」。しゃべりながら孫娘は私に見させるために、お守りを私の手の上に置きました。私はお守りの中の子は動いていないわよ、と答えました。すると孫娘は焦って「お婆ちゃん、ぼうっとすれば見えるよ、ぼうっとしないと見えないよ」と言いました。多分ぼうっとすることは入静することを意味するのだろうと私は思いました。そこで私は嬉しそうに、「良い子だね、お前は大法と本当に縁があるのね。師父の説法ビデオを見ただけで師父はお前の天目を開いてくださり、こんなにも美しい光景まで見せてくださったのだからね」と褒めました。それを聞いた孫娘の幼い顔に幸せな表情が現れ、フフフと笑いました。
ある日、嫁は大学院の入試のため地方に行くことになりました。3日か4日くらいかかるので、孫娘を私の方に預けることになりました。私は心から喜びました。それは孫娘の幼稚園がちょうど嫁の自宅の下にあり、昼は幼稚園でご飯を食べて、夜は両親が迎えに行き、私は日曜日にしか孫娘に会うことが出来ませんでした。
嫁が受験しに行くと、私は朝になると孫娘を幼稚園に送り、夕食の準備が終わると孫娘を迎えに行きました。ご飯を食べ終わると孫娘に師父の説法を聞かせました。疲れたら休憩し、その後また聞かせました。孫娘は師父の説法を聞くのが大好きでした。寝る前に彼女は「お婆ちゃん、続けて師父の説法をもっと聞かせて」とねだるので、二人でまた一緒に聞きました。彼女が寝ると私はあと片付けや家事をやりました。こうして嫁が戻るまで、師父の説法を一通り聞き終えました。
ある日曜日の午後、私は孫娘に絵を描くことを教えていました。彼女は師父の写真をしばらく見てから、振り向いて真面目に言いました。「お婆ちゃん、私も修煉したい。私はお婆ちゃんよりもっとよく修煉できるよ」。その時に孫娘の「私も修煉したい」という言葉を聞いて私は本当にびっくりし、心の中で喜びました。「すごいね、これから二人でたくさん学法し、師父のおっしゃったことに従って、師父の良い子供弟子になろうね。そしてよく修煉して、師父と一緒に家に帰ろうね」と私は言って心から喜びました。
別のある日曜日の午前のことです。私は孫娘を連れて歩道で遊んでいました。その時に40歳くらいのふくよかな女性が、原動機付自転車に乗ったまま歩道を直進して来て、孫娘にぶつかりました。驚き慌てていたせいで、彼女は自転車と一緒に孫娘の胸部と両手の上を乗り越えて行きました。このような恐ろしい光景を見て、私は怖くて泣き出しました。私は孫娘の名前を呼びながら、すぐに彼女を抱きかかえました。あの太った女の人も顔色が蝋のように黄色くなって、「その子はどう、どうなりましたか。病院、病院へ行きましょう。怪我がないか診てもらいましょう」と、どもりどもり喋りました。孫娘は「お婆ちゃん、病院に行かないよ。大丈夫だよ」と、私の懐の中で泣きながら言いました。私は孫娘の大丈夫と言う話を聞いてびっくりしました。幼い孫娘でしたが、これほど強い正念を持っていました。一方、私は怖くてずっと泣きながら、こう考えていました。このふくよかな女性は70~80キロはあるだろう。そこに原動機付自転車の重さも加わって、孫娘の胸部の上を乗り越えて行った。もしも孫娘に何かがあったら、どうやって息子と嫁に説明しようか。何としても早く病院に行って診てもらおう、と思いました。病院で検査すると、本当に孫娘が言う通りで、何も大したことはありませんでした。ただ片方の手の皮膚が少し擦りむいだだけでした。3日後には完治しました。私は心の中で「お婆さんはあなたより正念が足りず、修煉もお前よりよくできていないね」と孫娘に言いました。
毎回このことを思い出すと、あの恐ろしいシーンがすぐ目の前に現れてきます。考えてみてください。もし、孫娘が普通の子だったらどうなっていたでしょうか? 小さい子供が人とバイクを合わせて、150キロ以上のものが体の上を圧しながら通っていったなど、本当に想像できないほど怖いことではありませんか? もしも師父の保護がなかったら、今の孫娘がいるでしょうか? 師父の法身が孫娘を保護してくださったからこそ、無事でした。師父が孫娘を救ってくださいました。師父に孫の命を救ってくださった恩に感謝いたします。
孫娘が小学校に通っていた頃のある夏休みに、地方に住んでいる息子の孫もやって来ました。私は彼らに「大洪水の物語」や「九色の鹿」などのビデオを見せました。
ある日、私は息子の孫と孫娘の2人に、師父が学習者たちの病気を治してくださった不思議な物語を読んで聞かせました。三人はそれぞれ異なる文章を読んでいました。そこで息子の孫が急にベットから飛び降りて、師父の写真の前に跪(ひざまず)いて、何度も叩頭しました。孫娘は従兄が叩頭するのを見て、自分も叩頭しました。息子の孫は叩頭しながら、「師父は本当に偉大だね。本当に偉大だ」と言いました。その時、彼は師父が中国で法を伝えておられた時に、同時に海をまたいでフランスの子供の病気を治してくださった物語を読んでいました。私は二人の孫達が師父に叩頭する姿を見られた師父が、感心されたことが分かりました。
孫娘が中学校に通っていた当時、時々私の家で昼ごはんを食べました。彼女がご飯を食べている時、私は明慧のサイトに掲載されていた子供弟子たちの体験談を読んで聞かせました。食べ終わると二人で『轉法輪』を数ページ読みました。そして私がご飯を食べる時は、孫娘を休ませました。ある日、孫娘は学校で腹痛を起こしたと言いました。そしてすぐに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と数回念じると、お腹の痛みが消えたそうです。またある日、彼女は自分がはっきりした夢を見たと言いました。夢の中で轟音(ごうおん)とともにビルが倒壊しました。その時、ある人が大きな鍋の蓋のようなもので、彼女と友たちを覆って助けてくれました。そのおかげで、落ちて来たレンガや石などで怪我をすることはありませんでした。後で彼女らが立ち上がって周囲を見渡すと、その人はもう見えませんでした。周りは廃墟になっており、物が乱雑に散らかっていて、誰一人いませんでした。彼女たちが西の方へ向けて歩いていくと、一つの洞窟が見つかり、中へ入って行くとそこは非常に広い平地が広がっていました。そこで彼女は目が覚めました。
私は孫娘にこう伝えました。この夢は将来大きな天災、例えば洪水とか地震によって人々が淘汰されることを示しています。災難の中で師父があなた達二人を保護してくださったのですよ。将来、あなた達は平で広い場所で生活することになり、輝かしい未来が開かれます。同時に、この友たちは大法と縁があるので、あなたは彼女に大法の実態を伝えるべきですよ。
ある日、孫娘がご飯を食べにやって来ました。私はこの機会に「ここに内容が非常に良い法輪功の資料が部あるから、隣の家のドアの隙間に挟んだらどう」と言いました。すると彼女は着ている服にポケットがないと言いました。続けて「お婆さん、いい方法を思い付きました。この資料を袖の中に巻いて持って行きます」と言いました。また新年の時に、孫娘と息子の孫は私を助けて、「小さな福」と書かれた大法の資料を廊下に貼るのを手伝ってくれました。
孫娘が高校生になった時、学校が家から遠く離れていたので家に帰ることが少なくなり、彼女に会う機会がずっと減りました。高校3年の時に宿題が多くなってきて、彼女はいつも疲れて元気がなくなりました。私は同修に頼んで、明慧のサイトからいくつかの文章を印刷して、彼女に見せました。その中には「お婆さんと一緒に住んでいた日々」とか、「ビリから首席になった」や「私も毎日論語を暗記している」などがありました。私は毎週1回、彼女に会いに行きました。果物を買って、印刷した修煉の物語などの交流文章を持って、学校の入口の前で孫娘を待ちました。孫娘は「今頃は宿題がいっぱい出て、毎日論語を1回暗唱するのが精一杯だよ」と言いました。そこで私は、毎日学校へ行く途中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念ずるように言い聞かせました。こうして孫娘は、順調に大学入学試験を終わらせる事が出来ました。
大学入試の試験の際の点数が発表されました。もともと数学は孫娘にとっては一番弱い科目でしたが、今回数学の成績は逆に一番良かったのです。彼女は実力以上のものを発揮できました。最後の一番難しい問題まで正しく解きました。これは大法が彼女に知恵を与えられたからです。彼女は620点である有名な大学に合格しました。
師父に感謝いたします。師父の恩に感謝いたします。