15年6カ月拘禁された何蓮春さん 再び不当な裁判に直面
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 【明慧日本2020年7月26日】雲南省紅河ハニ族イ族自治州蒙自(もうじ)市の法輪功学習者・何蓮春さん(女性)は、かつて15年6カ月にわたり刑務所に拘禁された。2019年2月、刑期を終えて出所した何さんは、昆明市へ行き、アルバイトを始めた。しかし、2019年9月27日、何さんは再び警官に連行され、冤罪に陥れられた。そして、建水裁判所は2020年7月22日、何さんに対して不当な裁判を開廷する予定である。

 何さんは2019年9月27日午前、スイカ2個を持って、昆明市西山区西園路西華小区に住む法輪功学習者の王匯真さんの見舞いに行った。王さんの家に入ると、赤い腕章をつけた男性2人が居間に座っているのが見えた。何さんは王さんの部屋に入り、王さんと10分間ほど話した後、王さんの家を出たが、西華小区付近で、蒙自市公安局の警官に拘束された。

 その後何さんは、紅河ハニ族イ族自治州の留置場に拘禁された。2019年11月1日、何さんに逮捕令状が発布され、「携帯電話の中に、法輪功に関する電子データがあった」という理由で起訴された。

 何さんは1970年に石屏県宝秀鎮に生まれ、蒙自見文瀾鎮高家村に嫁いだ。幼い時から体が弱くて持病があったが、幸運にも法輪功と出会い、1996年から法輪功を学び始め、健康な体を得た。

 しかし、1999年7.20から、江沢民グループが法輪功の迫害をはじめ、何さんは2回にわたり不公正な判決を下され、通算17年におよぶ刑期のうち、刑務所には15年6カ月も不当に拘禁された。

 2001年10月、何さんは人々に法輪功が迫害されている実態を伝えたが、610弁公室、国内安全保衛部門の警官に陥れられ、懲役7年の実刑判決を言い渡された。

 何さんは1年6カ月早く出所できたが、2009年6月、再び蒙自県610弁公室の警官により洗脳班へ連行された。ここで12日間拘禁され、法輪功を学ぶことを放棄しない何さんは、さらに不当な懲役10年の実刑判決を言い渡された。その上610弁公室の警官は、何さんの夫にも圧力をかけ、何さんとの離婚を強制し、幸せな家庭を壊した。

 2019年2月2日に何さんは出所したが、9月27日にまた連行され、再び不当な裁判に直面している。

 情報筋によると、法曹部門の関係者らは、「10.1(共産党の建国日)」期間中の治安を維持するため、直前の9月27日に何の理由もなく何さんを連行したという。また、何さんは出所した際、実家に暫く住んでいたため、9月23日、石屏県の警官と蒙自市国内安全保衛部門の警官は、実家へ行き、家宅捜索をし、大量の私物を押収した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/16/409077.html)
 
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