二つの感想と同修への提案
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 【明慧日本2020年7月29日】

 一、学法の厳粛性について

 私は各地区で、それぞれの環境の中で集団学法に参加したことがあります。私はある普遍的に存在している現象に気づきました。それは法を読んでいる時、文字が漏れたり、付け足したり、そして、間違って読んだりすることがよくあります。同修の間違って読んでいる箇所をすぐに直す地区があれば、そのままで直さない地区もあります。さらに習慣的になってしまうと、いつもの箇所で相変わらず文字を付け足したりしています。これは非常に深刻的な問題になっていると思います。しかし、一部の同修は気づかず、時には一段落の法に対して、幾つかの間違いがあっても何とも思わず、相変わらず間違って読んでいます。

 師父は「もう一つ、一部の人はいつも、師父がこれを欲すれば、それをやり遂げますが、ただそれをさらに良く成し遂げようと思っています。これでまた師父の欲することを変えてしまいました」[1] と説かれました。私はこの法について悟りがありました。私達は師父の望んでおられることをやり遂げているとき、自分は「さらに良く成し遂げよう」という一念が加えられたことで、師父の法に基づくことが出来なくなりました。それでは、私達は法を読んでいる時に文字が漏れたり、付け足したり、そして、間違って読んだりすると、師父の法を変えている事になるのではないでしょうか? 無意識であることですが、しかしもたらした結果は非常に深刻なものになります。なので、同じような現象がある同修にアドバイスをしたいと思います。間違って法を読んでいた原因を探すべきです。この問題について厳粛に対処しなければなりません。これからの学法ですが、このような問題を起こさないように、真剣に読みましょう。

 二、私達は主役で、常人の間違った方法を取らない

 私達は法の中でわかったことですが、中共ウエルスが必ず来るのです。私達は真相を伝える時、このような予言があることを世の人々にも伝えました。師父は『理性』の中で、その原因を明確に教えてくださいました。現代人は神を信じていないので、悪人を淘汰する疫病だと思っていないのです。かえって、世の中のよくあることだと見なしています。なので、常人は常人としての方法を取ってしまいます。たとえばマスクをかけたり、距離をおいたり、外出自粛などの方法です。しかし、私達は修煉者ですので、法に基づいて問題を見るべきです。

 外出自粛の間、多くの同修は観光地に行かなくなりましたが、同修は自分のできる範囲のことをやっています。RTC電話グループで真相を伝える同修がいれば、1人で電話をする同修もいます。しかし今、緊急事態解除してから、常人はショピングをしたり、旅行に出かけたりしていますが、一部の同修は相変わらず外出自粛のままです。実は外出自粛は常人の状態に符合していますが、師父の要求には符合していません。

 師父は「本当の大法弟子はエネルギーがあり、業力とウイルスを滅することができ、最後の時期に衆生を救い済度するための使者として、人を救い真相を伝えるとき理性的に行動するのです」[2] と説かれました。

 師父は「大法弟子が今日行った全て、社会の中で接触した全てですが、皆さんに教えますが、他でもなく皆さんが衆生を救い済度しているのです」[3] と説かれました。

 師父は「実は、もし皆さんの念が非常に正しければ、町を歩いたり、あなたの都市で暮らしたりして、周りの全ての環境は全部片付けられます。あなたの存在は衆生を救い済度する作用をしています」[4] と説かれました。

 師父は「大法弟子の圓満成就は決して個人の圓満成就ではなく、衆生を救い済度する中、無数の衆生を圓満成就まで導くに違いありません。すべての人がそうなります!(拍手)こういう状況であれば、皆さん考えてください。私たちはこの歴史の時期に主役を演じるべきではありませんか?」[5] と説かれました。

 師父の法は非常に明確に説かれていますので、私の言うことはこれ以上ないのです。皆さんはどう行なうかがおわかりになったでしょう。私達が外に出ないのなら、一体誰がこんなに多くの華人達に三退を勧められるのですか? 時間は非常に迫っていますが、時間を無駄にしないように、急いで衆生を救い済度しましょう!

 個人的な認識なので、適当でないところがあれば、ご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「更なる精進を」
 [2] 李洪志師父の経文:『理性』
 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法四』「二〇〇三年アトランタ法会での説法」
 [4] 李洪志師父の経文:『二〇〇四年ニューヨーク国際法会での説法』
 [5] 李洪志師父の経文:『二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/23/409384.html)
 
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