人を救い済度する時は 迫害の実態を十分に伝えるべき
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年8月16日】私は7月4日の午後、コミュニティの書記が花輪を持った人たちの先頭に立っているのを見かけました。彼らから楊先生(共産党員、退職した教師)が亡くなったと聞き、皆びっくりしました。彼女はとても元気でしたが、どうして亡くなったのでしょうか?

 その後、私は楊先生の家を訪ねました。彼女の夫から聞いたのですが、彼女は7月1日の中国共産党(以下、中共)の成立を祝うイベンドに参加しようと、朝家から出たときは、身体には異常がなく元気だったのですが、イベンドの中で楊さんは宣誓のあとに、党員の代表として、共産党の詩を朗読しました。舞台から降りてからすぐに身体に異変を感じ、口から泡を吹き出して声も出ず、意識を失ってしまいました。病院に運んだところ、医師から脳幹動脈の破裂と診断され、死亡しました。

 この事件は突然起こったようにみえますが、実は避けられないことでした。 私は楊さんに法輪功への迫害の実態を伝え、中共から脱退するように勧めたことがあります。 しかしなぜ、このようなことが起きたのでしょうか?

 私は楊さんに法輪功迫害の実態を詳しく話していなかったのです。しかも、法輪功についての基礎的な部分さえ話していませんでした。彼女はただ私が大法を修煉した後、80歳を超えていても、まだこんなに健康であるのを目にして、中共から脱退することに同意しましたが、彼女は中共の本質をまだ、何もよく理解していませんでした。

 実はもう一つ原因があります。楊さんは法輪功迫害の実態をはっきり理解しておらず、中共の嘘偽りを見破っていなかったために、何も考えずに共産党のイベンドに参加しました。しかも、公の場で共産党への忠誠を示し、世の人々に大量の共産党の毒素をばら撒いたのです。そして、その結果がどうなるか想像もつかなかったのです。 大法は人を救い済度することが出来ますが、しかし、大法の素晴らしさを心から信じなければ、神佛からのご加護はもらえません。

 このことを通じて、私は深刻な教訓を学びました。つまり、人々を救い済度するために、法輪功への迫害の実態を十分に伝えなければいけません。簡単に済ませたり、二言三言で終わらせてはいけないと思いました。人々に法輪大法の素晴らしさを伝え、そして、中共の嘘偽りやその邪悪さなどをしっかりと理解させる、ここまですれば、本当に相手を救い済度することができます。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/9/410234.html)
 
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