「法を得れば即ち是れ神」 を体験する
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文/四川省の大法弟子

 【明慧日本2018年3月12日】私は1997年から法輪功を修煉し始めた古い弟子で、今年83歳です。大法を修煉する前は、頭痛や腰痛、全身に力が入らず、時々気を失うなど、様々な病気に苦しめられていました。しかし、法輪功を修煉してから、いつの間にかこれらの病気が治り、健康な体を手に入れたのです。

 法を得たばかりの頃は、時間があれば『轉法輪』を開いて読み、昼間も夜も、疲れた時は少し眠ってからまた読みました。師父は「佛法修煉においては勇猛邁進しなければなりません」[1]、「雄獅子のように勇猛に精進しよう」[2]と説かれました。昔の自分は漢字が読めなかったので、師父の説法テープを聞き、法を聞く講座が開かれる度に必ず聞きに行き、法を広める活動にも必ず参加しました。

 慈悲深い師父から多くのものをいただきました。師父は我々の身体を浄化し、大法と煉功を教えて下さり、弟子たちの業力まで代わりに引き受け、その上、常に弟子たちを見守ってくださっています。師父に恩返しできるほどのものは我々には何もありません。

 修煉を始めて間もなく、中国共産党による法輪功への迫害が始まりました。当時、共産党によるデマは毎日ほぼ24時間メディアを通して報じられ、法輪功と師父への誹謗中傷は至る所で耳にするようになりました。これらを聞いて心が苦しくなった多くの同修たちは「北京に行って法を守ろう! 大法を実証し、大法を守るのは弟子としての責任だ!」と考えました。

 このことを知った私は、さっそく支度をし、水と食料を持って、翌日、1人で北京に向かいました。収入があまりないので、徒歩で向かうしかない私はとりあえず、北京への道を詳しく尋ねなければならないと思いました。そう思った時、ふと目の前にある同修が立ち往生しているのが見えました。その同修もお金がなく、歩いて北京に向かうことを考えていたのです。偶然とは不思議なことです。私たちは2人で一緒に歩いて行くことにしました。師父のご加持があり、疲労など全く感じませんでした。

 北京の天安門広場に着くと、そこには多くの人々が集まり、警察官も大勢いました。ある警察官に「何をしに来た?」と聞かれたので、私は「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と伝えました。何歳かと聞かれ、私は素直に「60過ぎです」と答えました。年を取って痩せこけている私を見たその警察官は「早く帰れ! 帰れ!」と迷惑そうに私たちを追い払いました。

 これ以上いられないので、仕方なく私とその同修は帰ることにしました。帰り道も、少しも疲れず、足のどこにも靴ずれや水ぶくれなどありませんでした。

 私自身も奇跡だと思います。家から北京まで非常に長い道のりを往復20日間、歩き続けて、疲れどころか、足に靴ずれさえできていません。行きも帰りも何事もなく順調で、70歳近いお婆さんが徒歩で10日間かけて北京に行くなど、普通の人には到底できることではありません。師父のご加持の他にありえないのです!

 その他にも、同修に資料を届けたいと思った矢先、その同修が尋ねて来たり、常人に真相を伝える時も、簡単に伝えるだけで相手はすぐ理解して「三退」したり、法輪功の資料をリュックサックに入れて、市場でぐるぐる歩き回っても、そばを通る「610弁公室」の者や保安官、警察官たちは、まるで私が視界に入っていないかのようにそのまま通り過ぎたりしました。このように多くの奇跡や不思議なことが起きました。

 一度だけ各家を訪ねて真相資料とDVDを配っていた時、警察官に見つけられてしまいました。「何をしているのか?」と厳しい顔つきで聞かれた私は「人を救っています。みんなを救っているだけです」と答え、そして、カバンの中のチラシを取り出して、警察官に見せました。真相資料を見た警察官は「帰れ! 帰れ!」と追い払い始めたので、私はその場を離れました。

 これまでの修煉の道のりでたくさんの奇跡が現れました。師父は「常人の心を放下して、法を得れば即ち是れ神」[3]と説かれました。まさしくその通りです。師父の要求に従ってきちんと行えば、奇跡は必ず現れるのです。

 我々には常に見守ってくださり、励ましてくださる偉大な師父がいらっしゃいます。師父のご恩に対する感謝の気持ちは言葉ではとてもいい表すことができません。ただ精進して「三つのこと」をしっかり行い、師父の慈悲深い救い済度に背かないよう修煉していきたいと思います。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』
 [3] 李洪志師父の詩:『洪吟』「衆生を広く済度する」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/12/360681.html)
 
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