黒竜江省ハルビン女子刑務所 法輪功迫害の実態
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 【明慧日本2020年8月16日】黒竜江省ハルビン女子刑務所の警官および受刑者らは、法輪功学習者(以下、学習者)に暴力を振るうのは日常茶飯事だ。長時間にわたって小さな腰掛けに座らせ続け、睡眠を禁止するなど様々な手段で迫害を加えている。一般の受刑者には「減刑」を餌にして、学習者への迫害に従わせる。学習者・于桂栄さんは移動範囲をわずか長さ60センチのタイル内に限定され、腰かけに100日以上座ることを強いられた。

酷刑演示:码坐

拷問の実演:長期間、腰かけに座ることを強要される

 学習者・楊淑芹さんは当初、刑務所に送られてわずか10分も経たないうちに、住所など個人情報を言わないという理由で、受刑者に蹴られ、平手打ちされた。また転向しないため、受刑者の楊旭に顔を殴られ、歯から出血し、入れ歯も落ちた。ハンガーで殴られ、小さな腰かけに長時間座らることを強要された。あまりにも疲れて身体が震えたが、楊旭に後ろから蹴られ、そのまま床に転び、なかなか起き上がれなかった。楊さんは拘禁期間、ひどく転び、頭痛が続き、動けず、頭に触れるだけで痛みがあった。また、歩けなくなったにもかかわらず、刑務所で重労働を科せられた。

 学習者・高秀珍さんは何度も不明の薬物を注射され、独房に閉じ込められるなどの迫害を受けた。また、反省文を破ったという理由で拷問を受けた。

 学習者・李明秀さんは長時間にわたって腰かけに座ることを強要され、平手打ちされるなどの拷問を受けた。転向しないため、李さんは洗脳された。同じ部屋の受刑者らも洗脳を強要されたため、李さんを恨んだ。特に、受刑者の孫淑花はずっと李さんを殴っていた。他の受刑者も李さんを辱めた。

 学習者・梁淑栄さん(70代)は転向しないという理由で数人の受刑者に頭と足を抱えられ、床に強く落とされた。その結果、腰を真っすぐにすることができず、歩けなくなった。受刑者はさらに梁さんの食事を床に捨て、拾って食べさせた。

 学習者・譚蕊さんは動作が遅いという理由で受刑者の楊旭に顔をつねられ、白い爪跡がたくさん残った。受刑者の賀彩雲も譚さんを蹴ったりした。

 刑事犯の高文濤は、法輪功を誹謗中傷する舞台劇や本を作り、学習者に見ることを強要した。作った本を読まない学習者は蹴られたりした。高はさらに中国共産党(以下、中共)を賛美する歌を学習者に歌うことや、中共の本を暗記することを強要し、暗記できない人は寝ることを禁じた。また、一般受刑者は刑務所の食事のバランスの悪さを補うために、栄養食品の摂取も禁じられているが、70歳以上の学習者も例外ではなかった。

 黒竜江省女子刑務所は長年、江沢民グループによる学習者への迫害に加担し、残酷な迫害を加え、学習者に転向させ、法輪功を学ぶことを諦めさせることを企てた。そのため、刑期が長くて減刑を求める受刑者を利用して、学習者を苦しめている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/10/410271.html)
 
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