中国黒龍江省林口県 感染症は依然衰えず
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 【明慧日本2020年5月25日】(中国黒龍江省からの投稿)5月4日、中国黒龍江省のインターネット上の友人からの情報によると、黒龍江省林口県では中共ウイルス(コロナウイルス)感染症の影響が依然として続いているという。林口県は黒龍江省の東部に位置し、牡丹江市に属する県、牡丹江市までは120キロの距離があり、石炭の都市七台河市と鶏西市までは100キロ、3市をつなぐ要塞である。

 インターネット上の友人によると、林口県の大きいショッピングモールの営業は停止しており、タクシーと田舎からの小型バスも止まっているという。街は人がまばらで、人々は買い物に出られず、恐怖に陥っている。居住区は封鎖され、24時間監視され、2日に一度、一家族につき1人が買い物をすることのみ許されているという。

 救急車のサイレンが頻繁に聞こえ、完全防備した救急隊員が居住区を出入りしている。警官とコミュニティの職員が各家を回り、他地区からの訪問者がいないかを確認しているとのこと。

 県下にある大きなホテルは隔離された感染者であふれ、自営の小さな旅館も隔離に使われている。

 県の幹部の多くが感染し、かつて商業管理局の責任者、元県知事も感染したという。駅、建設局、文化会館、ショッピングモールなどの職員が多数感染し、隔離されているという。

 林口県(武漢肺炎)感染者・烏さん(60歳女性)の夫は駅の職員である。夫は肝臓が悪く、烏さんに付き添われて牡丹江安康医院で治療を受けた。この病院は感染症治療の病院に指定されており、烏さんは感染したと思われるが無症状だった。3月末、鳥さんは林口に戻り、実家に止まっていた。この期間中、鳥さんは友人と外出して食事をしたり、家族で集まって食事をしたりしていた。4月20日の検査で陽性と判明し、自分は感染者だと分かった。

 烏さんから、母親、娘、義理の弟(妹の夫)友人らも感染した。烏さんは牡丹江の病院に送られ治療を受けており、母親は亡くなったという。

 昨年末、林口県チョウレイ地区の田舎で感染者が救急車で運ばれていたが、この情報は封鎖され伝わっていない。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/6/404837.html)
 
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