黒竜江省北安市の陳松艶さん 懲役7年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2020年9月2日】(黒竜江省=明慧記者)黒竜江省北安市の法輪功学習者・陳松艶さん(57歳女性)は2019年11月、懲役7年6カ月の実刑判決を不当に宣告され、罰金1万元(約16万円)を科された。陳さんは高等裁判所に控訴したが、今年7月22日、同省黒河市高等裁判所は原判決を維持した。

 陳さんは北安市の法輪功学習者であり、親孝行で、家庭では家族と仲良く暮らし、法律と社会ルールを遵守する市民である。

 2019年4月24日、陳さんは北安市金街の近くで人々に法輪功迫害の実態を伝えていた時、真相を知らない人に通報され、警官に連行された。陳さんは五大連池拘置所と黒河市留置場に拘禁された。

 陳さんは北安市の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の副隊長・王文傑は北安市検察庁と結託し、検察庁は北安市裁判所に起訴した。公安局、検察庁、裁判所が互いに結託し、陳さんを陥れた。

 2019年10月15日、北安市裁判所は黒河市愛輝区裁判所で陳さんに対して一回目の開廷審理を行った。審理が終わった時、宣告はされなかった。陳さんは懲役7年6カ月の実刑判決を宣告され、罰金1万元を科された。のちに家族に知らせが届いた。その後、陳さんは高等裁判所に控訴した。

 今年7月16日午前、陳さんは黒河市高等裁判所に開廷審理(二審)された。弁護士は法律に基づき陳さんのために無罪を主張した。陳さんは法輪功を修煉することは罪を犯していないとし、社会に有益だと述べた。二審が終わった時も、宣告はされなかった。

 7月22日、黒竜江省黒河市高等裁判所は原判決を維持し、陳さんに懲役7年6カ月の実刑判決を下し、罰金1万元を科した。 

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/21/410759.html)
 
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