法を暗記して実証し、衆生を救い済度する
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年9月2日】私は2007年の誕生日に「お姉ちゃんと一緒に法輪大法を学ぼう」と思いました。その後、姉の家に2泊して、貴重な本『轉法輪』を借りて、五式の功法を学びました。 それから私は修煉の道を歩み始めました。

 2009年に私は法を暗記するようになり、最初に『轉法輪』を暗記するのに1年を費やしました。2回目、3回目は半年かかり、それ以降、ずっと暗記してきました。大法を暗記し続けていると、心と体が劇的に変化していきました。

 私は子供の頃から目と耳に疾患があり、法輪大法の修煉に入るまでは、物事をはっきりと見ることが出来なかったのです。左耳に中耳炎を患い、長年、悪臭を伴った膿が出ていて、治療しても良い結果が出なかたのです。子供の頃から周囲の人に軽蔑され、非常に劣等感を持っていました。権威ある病院が私に下した結論は「目や耳の不調は一生続きます」ということでした。それに、私は全身に痛みも感じ、痛みで一晩中眠れない時は自分の不幸を神様のせいにして、早く死んでしまえばいいのにと思っていました。また会社の健康診断で、高血圧(高血圧180、低血圧130くらい)、嚢腫、五十肩、頚椎症にかかっていることを知りました。

 学法煉功をした後、師父は私の体を調整してくださいました。 1年ほど毎日、身体から臭いが出るようになりました。 それから痰を吐くようになり、吐いた痰には血がたくさん混じっていて、それも1年半ほど続きました。 そうやって徐々に全身の病気が私から離れていきました。 以前はゴマ粒ほどの黒い斑点で覆われていた私の肌はきれいになり、今では白い肌に赤みが差しています。 私のことを知っている人は「本当に奇跡だ 」と言っています。

 法輪大法は私を健康にしてくれただけではなく、最も重要なことは、私の心を浄化してくれたことです。他人に親切にすることを知り、トラブルに遭遇した時には、まず内に向かって自分の間違いを探すようになりました。すると、問題を起こすこともなくなり、他人を恨むこともなくなり、すべての恨みは因縁によって引き起こされることを理解しました。個人的な利益と損失を手放し、法輪大法の佛光を毎日浴びることで、私の人生は太陽と雨に満たされ、どこででも微笑み、いつも幸せです。 心身を若返らせて頂いて、人生の本当の意味を理解させて頂いて、本当の自分を見つけさせて頂いた師父に感謝いたします。

 1.恐怖心を取り除く

 2009年、当時はどうやって修煉するのかがわからなくて、いつも人心を持って事を行っていました。 私はある高級住宅街に法輪功の資料を配りに行きました。この住宅街に2回連続で行き、大量の資料をメールボックスに投函したのですが、うまくいきました。3回目は、コミュニティの扉を開けた途端、警備室の警備員が私を警戒するようになりましたが、私はあまり気にしませんでした。最初の資料をポストに投函すると、一人のお婆さんが何かと聞いてきたので「佛様のものだから、よく見てね」と言いました。そのとき、警備員が何人か来て「付いて来て」と言われ、私が言うことを聞かないので、彼らが私のカバンを取り上げようとしました。取られないように争っていましたが、最後には放っておいて住宅街の小さな門に向かって走って逃げたので、警備員が後ろから追いかけて来ました。しばらく走った後、転んで右腕に怪我をし出血しました。立ち上がったあと、後ろにはもう誰もいないことに気づきました。

 それ以来、私は恐怖心が高まり、見るもの全てが怖くて、何もする勇気が出ませんでした。グループ学法に行った時も、同修が怖がる私を見て「家で大法を勉強して、状態が整ったらまたやりましょう」と言ってくれました。

 学法をする時に、ちょうど師父がこのように説かれていました。「怖くなればなるほど、本当に病気にかかったような気がしますが、その心こそ取り除かなければならないものです。そこから教訓を学ぶことによって、あなたは恐怖心を根絶し、高まってくるのです」 [1] 。私は全身が激しく震えました。その後、恐怖心がほとんど消えて、それからは大法を実証し、また衆生を救う道を歩み出しました。

 2.法輪功迫害の実態を伝えて人を救い、正念で家に帰る

 2015年11月8日、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警察が家に来て、師父の写真を取り上げようとしたので、私は「大法の師父の写真に触らないで」と叱責しました。すると、その警官の手が感電したようで、すぐに手を引っ込めました。 警官らは私を派出所まで連行し、メモを取って尋問しましたが、私は協力せず、ひたすら法輪功迫害の実態を話しました。署名を求められたとき「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書いて、残りの空いた部分には署名をしませんでした。その夜、派出所で不当に拘束された私に、所長が「なぜ、江沢民を訴えたいのか?」と聞きました。私は「法輪大法の恩恵を受けているのだから、立ち上がって公正な発言をし、悪者の悪行を暴くべきではないか」と答えました。また、人間の良心や道徳、法輪功の素晴らしさについても語りました。 最後に所長は「それならば、今後悪いことをしないように、一緒に監禁されている女の子にも声をかけた方がいい」と言いました。その日の夜、派出所で三講の法を暗唱して、足を組んで掌を立てて発正念をしました。

 翌朝は健康診断を受けた後、拘置所に送られることになっていました。一緒にいる女の子に「拘留されることはない」と言われました。師父が彼女の口を借りて私に啓示されたのだと思いました。検診に向かう途中で、江沢民を告訴したことで連行されたもう一人の同修が乗って来ました。医療センターでは態度の悪い若い警官がいました。私が法輪功を修煉することで拘束されたと聞き、警官は私を嘲笑し「なぜ、焼身自殺をしないのか?」と言いました。 同修はすぐに「天安門広場での焼身自殺はみな嘘だ」と言いました。私はこの警官に「1分くらいで玄関まで行けますか? 火をつけてから消すまでの1分間で、消防も到着し、武装警察も到着し、テレビ局も到着することが可能でしょうか?」と言うと、この警官は「それは映画の撮影だな」と言いました。同修と私は警官に法輪功の素晴らしさを話しました。警官は「おばさん、電話番号を残しておいてくれ、ここを出たらあんたを探しに行くよ。法輪功を修煉するから」と言いました。

 私が血圧を測る番になり、最初に測った血圧が130を超えていて、医者に「ちょっと高いから、もう1回測って」と言われました。 私は「もう測ったのに、どうして、また測るのか?」と言いながら、再度測ると250以上ありました。医者はその数値を紙に書きました。私には「これは師父が私に帰りなさい」とおっしゃっているのだと分かりました。拘置所に向かう車の中で、私は車上の警官に暗唱した『洪吟』を聞かせ、覚えられる限りの数を暗唱しました。拘置所に着いたら、拘置所の警官が「こいつを返す」と言いました。警官らが話していたのは、私のことだとすぐ分かりました。

 私は派出所に連れ戻されました。警官は私の血圧が高いのを見て、とても怯えていました。すぐに上司に電話をして、私を家まで送ろうとしました。私は「結構です」と断わりました。警官は「家族に電話をして、迎えに来てもらうように」と言いましたが、私は「大丈夫だ」と答えました。その後、一人で歩いて帰りました。 家に帰ってから、水をコップいっぱいにして2杯飲み、ご飯も大盛り2杯食べましたが、何の症状もありませんでした。まさに「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」[2]でした。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「师徒の恩」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/24/410893.html)
 
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