吉林省の臧中美さん 秘密裏に懲役5年を科される
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 【明慧日本2020年9月8日】(吉林省=明慧記者)吉林省白城市(はくじょうし)に在住する法輪功学習者の臧(ぞう)中美さん(47歳女性)は6月、秘密裏に懲役5年の実刑判決を科され、吉林省女子刑務所13大隊に移送された。

 臧さんは、吉林省梨樹農場の小学校教員であった。1999年7.20、中国共産党(以下、中共)は法輪功に対して弾圧を始めた。2000年末、臧さんは法輪功迫害の実態を伝えるために上京したことで、中共により労働教養1年6カ月を科され、労働教養所に拘禁された。

 労働教養期間が満了したあと、臧さんの夫は警官による長期的な嫌がらせに耐えられないため、臧さんと離婚し、幼い子供を連れていった。臧さんは修煉を堅持し、信念を放棄しないとして、学校から除名された。中共による迫害が続き、臧さんは放浪生活を余儀なくされ、吉林省白城市に移り住み、アルバイトをしながら生活を送っていた。

 今年2月16日、臧さんは電動自転車に乗り、法輪功迫害の実態を人に伝えていた時、白城市洮北(とうほく)区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行された。警官は臧さんが一時的に住んでいる住居に侵入して家宅捜索を行い、臧さんのパソコン、法輪功の書籍、資料、現金などの家財を押収した。臧さんは白城市留置場に移送され、断食で迫害に抗議したが、2月末に逮捕令状を発付された。

 6月、臧さんは秘密裏に懲役5年の実刑判決を科され、その後、吉林省女子刑務所に送り込まれ、現在は13大隊に拘禁されているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/28/411054.html)
 
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