善意を持って、最低点をつけた同僚と接する
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

明慧日本2022年4月21日】

 1、最低点をつけた同僚と向き合い

 勤務先には、仕事の関係で私を深く誤解していた同僚Lさんがいました。 それが原因で、その年の年末の評価では、彼女にいきなり最低点をつけられてしまいました。主任から最終の結果を統計するようにと言われた私は、彼女が自分につけた点数を見た時、本当に腹が立ちました。私が部門内で一番多くの仕事をこなして最も疲れていることを知りながらも最低点をつけたのは、わざとそうしたのだと分かりました。その後、私も彼女に最低点をつけようとしましたが、「私は大法弟子だから、彼女と同じようにしてはいけない」と思いました。師父は、至る所にも相手のことを考えるようにと教えられています。彼女が私に対して誤解を持ち、最低点をつけてしまったことから、自分がきちんとできておらず、彼女の立場になって考えなかったということで、問題は自分のところにあり、彼女を恨んではいけません。そこで、問題を客観的に両面から見て、彼女の仕事量の状況に応じて、最高点をつけました。

 このことを通して、自分のできていない部分に気づきました。それ以来、仕事の中で常に大法の要求に従うよう心がけ、あらゆる面で相手のことを考え、部門内の仕事をできる限り多く行い、できる限り協力するようになりました。彼女が難しい問題にぶつかったとき、私は心をこめて彼女を助け、善意を持って対処しました。

 彼女は私の一言一行を目にして、心に刻み、私に対する敵意を解きました。このように、私は大法の法理に導かれる下で、激化しそうなトラブルをようやく平和に変えることができたのです。

 2、一人一人の同僚に公平に接することで、私の優秀賞が戻ってきた

 毎回の評価でも、私たちの部署には自分を高く評価するためにグループを結成する人がたくさんいます。この現象は中国本土では珍しいことではなく、そうすることによって、たくさんのきつい仕事をする人はかえって高得点を獲得できなくなります。親しい同僚から「数人でお互いに協力して、自ら高い評価をつけよう」と誘われたことがあります。私は同意しませんでした。一部の人の無分別な採点で、自分が後ろになり、ボーナス支給の等級に影響する可能性もありますが、私は大法の要求通り、公平に偽りなく、一人一人の同僚に妥当な点数を付けました。私は自分の信仰に反して、他人を傷つけて自分に有利なことを絶対しません。

 ある年、私は迫害を受けたことで、上層部からの受賞をずっともらえなくなりました(勤務先はほぼ毎年受賞者として報告するが、毎年却下された)。その背後には「610弁公室」の影があります。そのうち、人事担当の主任も私の名前を報告しなくなりました。ある年、担当の主任が私のために、3回も特別申請しましたが、承認されなかったことを覚えています。今年、人事担当の同僚は、私の優秀評価が承認されたと教えてくれました。6年ぶりに、優秀賞が戻ってきました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/14/441191.html)
 
関連文章