人生は苦に満ちているが、大法を修煉することで終止符を打つ(後半)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年3月11日】(前文に続く)

 四、あなたは世界で最も優しい人

 後に、法輪功は弾圧を受けて迫害され、法輪功を修煉する職員がいる場合は、リーダーの昇進と職員の賞与にも影響が出るようになりました。私が所属する企業の書記は何度も私を訪ね、彼らのために考えてほしいと頼んできました。同僚や企業に面倒をかけないようにするため、私は辞職を申し出ざるを得ず、悔しい思いで勤務場所を去りました。私の所属する企業は、収入が安定した大きな国営企業でした。

 法輪功は私に第二の人生を与え、私を心身共に健康な人間にし、家族や企業、社会に貢献する人間にしました。こんなに素晴らしい功法をなぜ修煉してはならないのでしょうか? 私は大法のために公平な意見を述べたかっただけで、不当に3年以上の「強制労働教養処分」を言い渡されました。

 家に戻ると、夫から離婚を求められましたが、私は夫の気持ちを理解していました。迫害の高圧的な状況下では、家族はしばしば嫌がらせを受け、大きなプレッシャーにさらされました。私は「せっかく結ばれた夫婦ですから、もう少し頑張ってみましょう。人生は短いものです。子供たちが完全な家庭を持つために、もう少し考えてみましょう」と言いましたが、夫は離婚を主張し続けたため、私は同意しました。手続きをするとき、私は「あなたが幸せであれば、どんな後悔も残さないでください。お金は身体の外のものであり、感情という最も貴重なものがなくなったら、何の意味もありません。だから、私はどんな財産にも興味がありません。すべてあなたのものにしてもいいです。あなたの前途に幸あれ、健康で安全でありますように」と言いました。それを聞いた主人は感動しました。

 私たちが離婚してから8年後、私は再び冤罪に陥りました。元夫は刑務所で私を見舞い、釈放時には自分で車を運転して私を迎えに来ました。元姑が私を家族の新年会に招待してくれました。そこで元夫は家族全員の前で「あなたは世界で最も優しい人です」と言いました。

 いろんなことを経験したからこそ、元夫も、人生で最も大切なものは何かを理解するようになりました。普段は元夫とあまり連絡していませんが、私に何か困ったことがあれば、夫は子供を通じて黙って私を助けてくれます。私は真・善・忍の理念で人生を送り、周りの人たちと優しく接し、彼らの善意を呼び起こしました。私を迫害した警官たちでさえ、大法弟子に敬意を表している人もいます。実際、誰もが心の中に善良な種を持っているのですが、現実の利益に惑わされているだけです。

 五、2回の交通事故で怪我なし

 2018年末のある夜、私は電動バイクで帰宅途中でした。その時、工事中で道路には灯りがなく、周りのものは道路と同じ色に見えました。私は道路の柵に突っ込んだ瞬間、2、3メートルほど投げ出され、心臓が激しく痛み、身動きが取れなくなりました。通行人が私を助けようとしましたが、私が大丈夫だと言うと、通行人は、お礼を言って去りました。私は大法弟子であり、師父が私を守ってくださるだろうと思いました。しばらく横になっていると、心臓の痛みがおさまったので、立ち上がりました。バイクを立ち上げようとしましたが、まったく動きませんでした。私は自分で歩いて帰り、同修の助けを借りて、彼女の電動バイクに私のバイクを載せて修理に行きました。修理担当者が言うには、前輪が壊れて前フォークが変形しているとのことでした。同修は「こんなになって、大丈夫?」と尋ねましたが、私は何も感じず、顔にもキズがなく、偉大な師父が私を守ってくださったのだと思い、お礼を言いました。

 2021年夏、私は幹線道路の歩道を電動自転車で直進していました。その時、標識がない道路工事現場から大型の電動三輪車が飛び出してきて、私を一瞬でひっくり返しました。私の電動自転車のカゴはV字型にへこんでおり、ハンドルも歪んでいました。瞬時に地面に倒れ、すべてがあまりにも突然でした。一時的な記憶喪失があり、心臓が痛くて言葉が出ませんでしたが、私は大法弟子であり、師父が私を守ってくださると思いました。

 衝突してきた三輪車の運転手は私を叱責し続け、自転車のスピードが速すぎるなどと言いました。私は頭を上げることができず、話すこともできませんでした。しばらく待った後、彼は私が黙っていることに気づいて、電動自転車を立ち上げてくれました。私の足は電動自転車の下に挟まれて、とても痛かったです。私はようやく気を取り直して、彼に言いました。「もう少し優しくしてください」。

 私は立ち上がるとすぐに、法輪功の真実を語り、三退(中国共産党からの離脱)を勧めました。その後、彼にもう帰って良いと伝えました。強い衝撃だったので彼はちょっと不安そうに「病院に行って診てもらいましょう!」と言いましたが、私は「何の問題もありません。病院に行く必要はありません。今日、あなたは法輪大法の奇跡を見たのではありませんか。私はもう60歳になりますが、普通なら無傷で済むでしょうか? 一緒に大法の師父に感謝しましょう!」と言いました。それを聞いた彼は嬉しそうに去っていきました。

 私は彼からお金を一銭も取りませんでした。電動自転車を自費で修理し、カゴも交換しました。修理業者たちは、私がお金を取らなかったことを信じてくれませんでした。師父は私の命を救ってくださいました。命以上に価値があるものがあるでしょうか? ですから私は大法の素晴らしさを縁のある人々に伝え、彼らを救いたいと思っています。

 夜寝るとき、寝返りが難しくて、上を向くことができず、横向きに寝るしかありませんでした。右半分の肋骨の筋肉が動かせませんでした。胸の下には拳ほどのあざがありました。電動バイクのハンドルが心臓部分に当たってしまったためです。しかし、痛みは全く感じませんでした。私は師父が私の命を救ってくださったことを知っています。そうでなければ、想像を絶する結果になっていたでしょう。地元には私と同じような事故に遭った女の子がいました。事故当時は無事だったのに、数日後に亡くなってしまいました。病院で検査した結果、肝臓と脾臓が損傷していました。

 私は20年以上にわたって法輪大法を修煉していますが、今まで一度も病気に罹ったこともありませんし、薬を服用したこともありません。人間の生老病死を超越し、何度も危機を乗り越えてきたのは、慈悲なる師父のおかげです。善悪に報いがあることは永遠に変わりません。善行を行う人々は、創世主から守られているのです。

 最後のことば

 外部の環境がどうであろうと、真・善・忍は私の人生の最も深い部分に溶け込んでおり、身振り手振り、考えまでも大法によって清められています。真の幸福は外部から来るものではなく、内面から来るものです。物質的な富がたくさんあっても、真の幸福を得られるとは限りません。

 20年以上にわたる弾圧の中で、私は若者から年配者になりました。真・善・忍は命を救う秘訣であり、私は苦境の中で忍耐を学び、困難な状況下で無私を学び、平和な環境下で他人の人生のために尽力するようになりました。私は大法とともに最も苦しい時期を乗り越え、大法は私の心に光と喜びを満たし、私は人生で笑いを学び、苦難を超越することができました。

 災害が多いこの特別な時期だからこそ、法輪大法の真相を知り、善を選ぶことが大災難を避ける唯一の方法です。私は、すべての縁のある人々が法輪大法の恵みを受け、世界で最も幸運で幸福な人間になることを心から祈っています。

 師父の救いに感謝いたします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/3/7/448544.html)
 
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