黒竜江省の劉端慧さん 秘密裏に開廷される
【明慧日本2023年9月9日】黒竜江省双鴨山市の法輪功学習者・劉端慧さん(68)は8月19日、大連市で身柄を拘束され、地元の清河派出所の警官に現地に連れ戻されて拘束された。家族は劉さんの居場所が分からず、面会もできない。最近の情報によると、劉さんは拘束された6日後の8月25日、建三江裁判所で秘密裏に裁判を開かれたという。
劉さんは黒竜江省宝清県に在住。2020年に法輪功の資料を周りの人に渡したとして、清河派出所の警官に身柄を拘束され、不当に起訴された。建三江裁判所は同年の12月24日、劉さんに対して裁判を開くことを企てていたが、劉さんは迫害から逃れるために、放浪生活を余儀なくされた。
2年半後の今年8月19日、劉さんは大連市甘井子区で地元港航支局の警官に身柄を拘束された。同月の20日もしくは21日、劉さんは双鴨山市建三江八五三農場の清河派出所の警官に大連市から清河派出所に連れて帰られて拘束された。
清河派出所は劉さんを双鴨山市留置場へ送ろうとしたが、劉さんは健康診断で高血圧、高脂血症の症状が出たため、入所基準を満たさなかった。
その後、劉さんは「指定場所で居住監視」という名目で拘禁され、家に帰されなかった。劉さんの娘は2年も会っていない母との面会を要求したが、拒否された。家族は劉さんの居場所と健康状況を全く知らされていないという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)