70代の高齢者に8年の刑 河北女子刑務所で家族との面会も禁止
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 【明慧日本2023年10月10日】河北省唐山市の法輪功学習者(以下、学習者)・王瑞玲さん(71歳女性)は2021年に不当に8年の実刑判決を言い渡され、同年4月15日に河北省女子刑務所に拘禁された。王さんはずっと転向を拒否しているため、家族との面会を禁止されている。家族は刑務所側に面会を求めると、「転向しない限り面会は許可しない」と回答された。

 家族が王さんに会ったのはまだ法廷で傍聴が許されている時だった。明慧ネット(中国語版)2022年6月18日の報道では、王さんは石家荘女子刑務所第13監獄区に拘禁され、毎日、朝、昼、夜も殴打され、部屋の中は常に血が飛び散っているという。また王さんは不明な薬を飲まなかったため、刑務官に殴られ、多くの歯を失った。

中共酷刑示意图:殴打

中国共産党による拷問のイメージ図:殴打

 70代の高齢者が、そのような長時間にわたる残酷な迫害に耐えることができるだろうか。国際社会に注目をしていただくよう願っている。

 王瑞玲さんは、遵化市の堡子店鎮北嶺村の住人である。2019年7月6日の早朝、王さんと夫の馬拡さんは自宅から警官らに不当に連行され、家宅捜索を受け、ノートパソコン4台、プリンター、人民元、金庫の中の金額(詳細は不明)、法輪大法の書籍、A4コピー用紙などを押収され、自宅の中のものは全て押収された。家の自動車もその日に押収された。

 同日の早朝、遵化の複数の村で19人の学習者たちも警察による不当な連行と家宅捜索をほぼ同時に受けた。その後、王さんは唐山市第一留置場に不当に拘留され、夫の馬拡さんも遵化市留置場に不当に拘留された。

 2019年12月17日、19日、23日、遵化市裁判所は、王さん夫婦を含めて12人の学習者に対して不当に審判を行い、それぞれ不当に2〜8年の刑を言い渡し、2000元から1万元の罰金を科した。その中で、王さんは懲役8年の刑を受け、夫の馬拡さんは5年の判決を受けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/6/466819.html)
 
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