同修と共に向上し、手をつないで家に帰る
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 【明慧日本2025年4月2日】最近、同修が人心や執着を表した時、最初は受け入れられず、不満の心が生じました。後になって法で認識したのは、同修も修煉している人であり、人心の表れや法に符合しない部分があるのは当然だと理解しました。私たちはいつも法の基準で同修を測るべきではありません。

 その後、同修への不満を取り除き、代わりに寛容と善意を持って理解できるようになりました。心性が向上すると、常人が末法のこの時期に見せる良くない行動についても、より理解できるようになりました。その寛容の中には、生命への憐れみとより大きな慈悲があり、同修と衆生に対して、もう怨恨心が生じることはありませんでした。

 その後、同修の修煉状態があまり精進できなくなり、人心や執着がますます常人のように現れるようになりました。さらには、同修は同僚と対立したり、いがみ合ったりして、常人から多くの不満の声が聞こえて来ました。私の心には同修への恨みはないが、やはり穏やかではなく、何度か交流したが、効果は見られませんでした。

 私は自分に問いかけました。これらを見聞きして、私自身に修めるべきものはないのか。これは同修だけの問題なのか。何度も自分に問い続けました。そして、ついに「きっとある」と答えました。しかし、何を修めるべきなのかが分かりませんでした。

 そこで師父にお伺いしました。「師父、弟子はこの出来事に遭遇して、何を修めるべきでしょうか。」すると、師父が悟らせてくださいました。私は突然気づいたのです。たとえ他人が同修についてどのように評価しようとも、それを真に受けてはならないのです。もしかすると旧勢力が按排したもので、私にこれらを聞かせ、同修に対する不満を抱かせ、やがて怨恨心を生じさせるためのものかもしれません。もし、私が怨恨心を抱いてしまえば、同修との間に隔たりが生じ、同修は全体的な正のエネルギーの加持を受けられず、向上が更に遅くなってしまいます。私はそのことに気づいて驚きました。もう少しで旧勢力の罠にはまるところでした。

 師父に「弟子はただこれだけしかできません。同修を責めず、隔たりを作らないことです」と言いました。そして、仕方なく自分に言い聞かせました「どうにもならないことはもう放っておこう。自分自身をしっかり修めればいいのだ」

 私は煉功をし始め、第2功法の法輪を抱える動作をしている時に、ふと気づきました。同修は魔難の中にいるのではないか。同修は人心や執着に囲まれ、精進できず、向上もできない。どれほど苦しいことだろう。師父はどれほど心を痛めておられるのだろうか。私は師父に「師父、私に何かできることはありますか」とお聞きしました。すると師父が悟らせてくださいました。私は瞬時に理解しました。同修の身に覆いかぶさる旧勢力の廃物を取り除き、同修をその中から引き出し、一緒に前へ進むことこそが私のすべきことなのです。この悟りに至った瞬間、私は師父の法の偉大さを深く感じ、感動し、震撼しました。法の中の「他人のため」のその精神が、私にもう一人ではないと感じさせ、同修もまた孤独ではないと気づかせてくれました。そうです、私たちは師父の法の中の一粒子です。本来あるべき姿とはお互いに補い合い、修め合い、寛容に理解し合い、支え合いながら共に向上し、向上していくことなのです。これこそが、漏れのない全体であり、師父が望んでおられることなのだと私は心から悟りました。

 ここまで書いて、数日前に読んだ海外の同修が書いた交流文章を思い出しました。文章の中には、プロジェクトでの協力の中で小さな対立や摩擦が生じ、それが長い間解消されず、向上できなかったことが書かれていました。私は同修に伝えたいのですが、矛盾の背後には旧勢力が仕掛けた数々の罠があります。矛盾が生じると隔たりが生まれ、その隔たりこそが旧勢力の狙う漏れなのです。誰かの心に隔たりができた時、その人に漏れが生じるのです。その漏れは、別の空間から見れば全体から離脱してしまっている状態でしょう。そのような同修は旧勢力に単独で迫害されることになり、非常に危険な状況に陥ります。それは病業であったり、あるいは連行されたりといったことです。このような教訓はこれまでにあまりに多くありました。

 私たちは法の中で更に向上し、より大きな慈悲と寛容を修めるべきではないでしょうか。同修や衆生の良くない一面を全て包容しましょう。なぜならそれらの良くない部分は旧宇宙の過去の遺物であり、旧勢力が私たちに強制的に与えたものであり、滅びへと向かう過程の表れに過ぎないからです。それら全ての良くないものを溶かし、全ての生命を円融することが出来るのは、より大きな慈悲だけです。できる限りの力を尽くして、同修や全ての生命を正しい道へ導き、未来の新宇宙の基準に到達させることができるのです。

 隔たりのある全ての同修が、それを取り除き、漏れを補い、真に堅固で壊れない前体を形成し、旧勢力が手出しできないようにすることを願っています。私たちはより良く師父の法を正すことを手伝い、使命を果たしましょう。残された僅かな時間で、どうか同修の皆さんが心を一つにし、手をつないで、共に向上し、一緒に家へ帰ることを願っています。

 師父に感謝いたします。同修に感謝いたします。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/29/491836.html
 
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