河南省:高齢の農民 山奥へ追放され孤独死(写真)
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 【明慧日本2012年11月21日】河南省済源(さいげん)市に住んでいた農民・テキ家中さんは、法輪功を学んでいるという理由で、地元村長によって、山奥にあるかまどと呼ばれる小屋に追放された。結局、テキさんは飢えと病気に苦しみながら、今年8月、周囲に誰もいない状況下で孤独死した。 


テキ家中さん


テキさんが住んでいた、かまどと呼ばれる小屋

 テキさんは1998年に法輪功を修煉するまでは、胃腸癌などの多種の疾病を患い医者に余命2カ月と宣告されていたが、修煉を始めた後、15日間で病院治療を受けずに心身ともに回復した。それ以来、テキさんは法輪功の「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指し、修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさを人々に伝えていた。

 2001年、共産党員の村長は、テキさんへの食料の配給を停止し、テキさんの戸籍まで無断で破棄した。地元住民らは日頃のテキさんの人柄の良さから、村長のテキさんへの迫害手段を強く非難し、食料の配給が停止されたテキさんの深刻な状況を訴えた。

 2010年、秋の収穫の後、村長はテキさんが営んでいた農耕作業を妨害した。そのため、テキさんはさらに苦しい生活を強いられた。

 昨年10月中旬、村長は国保(国家安全保衛)大隊と結託して、テキさんの家に押し入り、法輪功を止めるよう脅迫した。それ以降、テキさんは家を離れざるを得なくなり、山奥のかまどと呼ばれる小屋に追放された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/14/265453.html)
 
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