黒竜江省:「大善人」と称賛された法輪功修煉者 迫害され死亡 
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012年11月30日】黒竜江省蓮江口農場には、地元の住民から「大善人」と称賛される人がいる。李延宏さんは法輪功修煉者で、地元ではよく知られている。

 このような地元の誰もが認める良い人が、蓮江口公安局から何度も、嫌がらせ・恐喝・2度の労働教養・留置場や独房への拘禁、ゆすり、強制的な録画、公職と定年退職金のはく奪などの迫害を受けた。李さんは強度の圧力を受けて肉体を苦しめられ、2012年6月16日に突然意識を失い、3カ月後の9月18日に亡くなった。 

 李さんは今年58歳で、修煉をする前には肝臓・胆・腎臓・心臓のすべてに病気があり、また糖尿病・冠状動脈性硬化症などの病気を患っていた。1998年3月に法輪功を学び始め、それから4、5日後には自転車に乗れるようになり、1カ月後には普通に出勤できるようになった。修煉を始めてから、李さんはずっと健康で薬も注射も要らなくなった。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功を迫害し始めて以来、李さんも長期にわたって繰り返し残酷な迫害を受けた。

 1回目、1999年の晩秋、李さん夫婦は田畑で仕事をしていた時、蓮江口公安局まで連行され、スタンガンで電気ショックを加えられた後、留置場の牢屋に20数日間閉じ込められ、1千元のお金をゆすり取られてから、また家族に衛生費用などを払わせて、ようやく李さんを釈放した。 

 2回目、2000年の春、李さんは人に濡れ衣を着せられ、蓮江口公安局へ連行され、牢屋に1カ月間監禁された後、裏秘密にジャムス市の西格木労働教養所に送られ、労働教養所で1年間迫害されてから家に戻された。

 3回目、2005年の時、李さんは再び濡れ衣を着せられ、警官は家に来て、法輪功の真相資料を探し出した。李さんは再び労働教養を科され、また家族に保釈金として3千元のお金を払わせた。

 李さんはもともと国家公務員だったが、ただ良い人になろうとしたという理由で、すべての待遇をはく奪されて、最後には葬儀費用まで奪われ、家族にはわずか180元だけの補償金が支払われた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/23/265797.html)
 
関連文章