河北省:刑務所が危篤の法輪功修煉者の収容企む
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 【明慧日本2012年12月8日】情報によると、河北省の保定刑務所は、迫害されて重症に陥り、病院で治療を受けている法輪功修煉者・鄭祥星さんを入所させ「治療を行う」予定だという。鄭さんは常に生命の危険があるため、鄭さんの家族はこのことに対して非常に憤っている。

 鄭さんは保定刑務所で迫害され、頭蓋骨が断裂した。保定刑務所は家族に知らせず、鄭さんを保定第1病院に運んで2度頭蓋骨の切開手術をした。医者の話によると、左側の頭蓋骨はひどい打撃を受けて断裂させたことにより、大脳に深刻な損傷をもたらし、頭蓋骨を開けた時、脳漿(しょう)と血が混ざっているのを見て、鄭さんの言語・ 視覚・記憶部分の大脳を切除した。病院が何度もCTを通して検査した結果、鄭さんの脳細胞はほぼ死亡し、生き返る可能性はとても低いという。

 しかし奇跡が起きた。鄭さんは生き戻り、思惟が正常になり、記憶もある程度回復し、片目も開き始め、家族との「会話」もできるようになった。鄭さんの気管が切開されたため、口の中でこもった声で話をしていた。

 現在、鄭さんは毎日意識が回復しつつあり、これは保定刑務所も予想できなかったことだが、常に生命の危険がある鄭さんを刑務所に収容した。

 保定刑務所は鄭さんの口を塞ぎ、真相を覆い隠そうとしている。家族は国際社会に対し、早急に鄭さんに関心を持ち、命を救い、刑務所での入所治療を直ちに制止するよう望んでいる。 

 鄭さんは家電製品店の個人経営者で、法輪功を修煉してから、「真善忍」に従って至る所で他人のことを優先に考え、地元の住民から良い評判を得ている。鄭さんは今年2月25日、唐山市の警官に連行された後、5月29日、2人の弁護士が弁護をし、現地の3千人の市民が拇印して署名し、鄭さんの解放を求めたが、当局は民意を無視し、鄭さんに懲役10年を言い渡した。鄭さんは保定刑務所で迫害されて脳出血になり、10月27日午前11時に保定市第1病院に運ばれ、家族のいない状況下で頭の手術を受け、頭蓋骨を摘出された。鄭さんは現在、保定市第1病院の神経外科の重症患者室にいる。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/30/266027.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2012/12/7/136559.html)
 
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