貴州省:親子が洗脳班で迫害され 母親が死亡
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012年12月9日】貴州省遵義(じゅんぎ)市に在住の法輪功修煉者・趙正書さん(女性)は2010年11月、不当に連行された。趙さんは半年間、貴州法制教育センターで洗脳を加えられ、重病を患って今年11月23日に死亡した。趙さんの娘・潘凌雲さんも同時に連行された。

 2010年11月1日、潘さんは出勤途中、遵義市国保(国家安全保衛)大隊の警官に不当に連行された。警官は潘さんのかばんの中から鍵を奪い、潘さんの家に押し入り、パソコンなどを没収した。同時に潘さんの母親・趙正書さんも連行され、遵義市板山ダム洗脳班に拘禁されて洗脳を受けた。

 潘さんは断食をして迫害に抗議したが、母親と娘の2人は吊るされる迫害を受けた。遵義市板山ダム洗脳班で彼女たちが転向に応じなかったため2010年11月6日、遵義市第2留置場に移送され、服を脱がされて身体検査をされた。また、24時間監視された。

 昨年3月18日、不正裁判が行われ、潘さんは懲役3年の判決を宣告された。彼女の母親は、それから1カ月後に貴陽市小河区全竹鎮の法制教育センターでさらなる迫害を受けた。

 元々健康だった趙正書さんは、法制教育センターで迫害され、便秘や不眠症、4、5回子宮大出血を起こし、貴州省公安医院に入院して診査を受けたが、結果は何も告げられず、趙さんの身体の状況はだんだん悪化していった。

 今年4月、趙さんは家に戻されたが、健康状態はますます悪化し、11月23日午後2時、無念な思いを晴らせないまま、死亡した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/7/266277.html)
 
関連文章