上海市:中学校教師に不当判決
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 【明慧日本2013年1月8日】上海市に在住の法輪功修煉者・裴(はい)珊珍さん(68歳女性)は、元向群中学校の教師で、多種の病気を患っていたが、1995年に法輪功を学び始めてから1年後に全快した。裴さんは、かつて法輪功を学んでいるという理由で4年間、拘禁されたことがある。さらに裴さんは、昨年6月14日に再び連行され、これで5回目の不当連行である。

 裴さんの家族には6月15日に拘留通知書が届いた以外、何の知らせもなかった。7月と9月、裴さんの家族はそれぞれ、公安局などに行ったが、何も教えられなかったという。12月6日、裴さんの家族は、8月に裴さんへの裁判が行われたことを知った。

 12月14日、静安法院(裁判所)から第一審の判決書が裴さんの家族に届き、裴さんが懲役4年6カ月間の不当判決を言い渡されたことを知った。判決書の最後は「この判決に対して不服がある場合は、判決書が届いた翌日から10日以内に、本院か上海市第二中級法院に控訴してください」と書かれていた。12月18日、裴さんの家族が弁護士を依頼し、控訴を求めた。

 しかし、12月19日午後、弁護士が上海静安刑務所で裴さんとの面会を要求して話を聞いたところ、すでに上海市第二中級法院で第二審が行われ、原判決を維持するという結果を教えられた。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/25/266957.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/1/7/137000.html)
 
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