遼寧省:古希老人が無実の息子の釈放を待ち望む
【明慧日本2013年5月3日】瀋陽市の法輪功修煉者・郭寧さんは3月22日、自宅で不当に連行され、パトカーに押し込まれた。一家の生計の柱である郭さんは、介護が必要で病弱な両親と盲目の妻を残したまま、未だに拘禁されている。
今回、郭さんは遼寧省公安庁が推進している法輪功弾圧政策の一環である、全省規模の修煉者逮捕活動と言われる「F0321プロジェクト」に巻き込まれたと見られている。3月21日から瀋陽市及びハルビン市では県政府の指示により、大東門派出所や市公安局が修煉者を連行し、家宅捜索・嫌がらせ・私財没収・拘禁・尾行・監視・拷問などの迫害を強めている。これにより、多数の修煉者が拘禁され、被害者は少なくとも20数人に上ったという。
その後、家族は郭さんの無実を訴え、省公安庁や大東門派出所、瀋陽市留置場を往復する日々を送っていた。高齢の両親は息子のために告訴することもできず、公安局の入口で涙を流して怒りをおさえきれず、共産党がいかに悪らつかを人々に訴えるしかなかった。