チベット:労働教養を強いられた夫婦 9年間子供に会えず
■ 印刷版
 

 【明慧日本2013年5月22日】河南省出身の趙隆志さんと妻・羅娜さん夫婦2人は1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)当局に弾圧されて以来、不当連行・拘禁・洗脳・人権蹂躙などのひどい迫害を加えられてきた。

趙隆志さん

羅娜さんと子供

 2000年6月、趙さんは法輪功の真相を伝えるために上京したとき、天安門広場で滅多打ちにされ、前歯が抜け落ちた。その後、労働教養2年を宣告され、ラサ労動教養所に拘禁された。

 2006年2月頃、警官と610弁公室は法輪功の資料を配布したことを口実に、罪名を捏造し、趙さん夫婦を不当に連行した。さらに、不正裁判の下、夫婦2人はいずれも懲役14年の不当判決を宣告された。そして、趙さんはチベット曲水県の聶當郷刑務所へ、羅さんはチベット拉薩(ラサ)市の北郊(ほくこう)刑務所へ移送された。

 拘禁中、趙さんは辛い労働を強いられ、さらに暴行を受けて数本の歯が抜けた。羅さんは灌食され、殴る蹴るのひどい暴行を受け、家族との面会さえ許されなかった。

 一方、趙さん夫婦の子供は、両親が中共当局に不当連行・拘禁などの迫害を受け続けたため、生後9年間、親と離れ離れだった。また、趙さんの母親(80代)は、息子と嫁が拷問により命が危険に晒されているのではないかと大変心配している

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/2/272562.html)
 
関連文章