湖南省:南県610弁公室が行った深刻な迫害の実態
【明慧日本2013年5月30日】湖南省益陽市の南県で今月16日朝、警官らが民家に押し入り、民間人4人を強制連行した。被害者4人は、殷桂珍さん・孟凡雲さん・李桃さん・唐玉輝さんと確認された。
孟さん(50代男性)は新顔村に住んでいた。孟さんは中共による弾圧政策のもと、2005年2月末、警官ら地元610弁公室に長沙新開鋪労働教養所へ連れ去られた。2008年4月17日午前10時頃、610弁公室や警官、役人ら6人によって家宅捜索を受け、一部の家財を脅し取られた。
李さん(29歳女性)は陜西省米脂の出身で20歳頃に南県に嫁いできた。一昨年から法輪功を習い始めて、それ以来「真・善・忍」の信条にしたがって自己を律しており、健康な身体を手に入れ、家族と仲良く暮らしていた。しかし、修煉して1年も経たないうち、南洲鎮派出所に法輪功が迫害されている内容を記載した資料を手渡したため、それを罪として警官に捕まった。その後、留置場での不当拘禁を受けた。李さんの家族が無実を訴えたにもにもかかわらず、応じてもらえず面会さえ許されなかった。
益陽市南県610弁公室は、中共の法輪功への弾圧政策のもと、たくさんの悪事を働き、今までに公安局や各派出所を利用して、地元の修煉者に対して、強制連行、家宅捜索、恐喝、不当拘禁などを行うことで迫害を強化してきた。このような状況下で、多数の被害者のうち、1人が殺害され、20数人が労働教養処分を宣告され、200人以上が勾留されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)