優秀教師が暴行され懲役14年の不当判決
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—— 省公安庁直属の公安局の法輪功修煉者に対する迫害事実

 【明慧日本2013年6月1日】黒竜江省の優秀な中学校教諭・康昌江さんは、中国共産党の警察によって、絶えず日常生活を侵害され、拷問を受け、暴行されて歯が十本抜けた。数回にわたって意識を失い、危篤・昏睡状態に陥った康さんはその後、懲役14年の不当判決を下され、引き続き迫害を受けている。

 法輪功修煉者の康昌江さんは黒竜江省双城市第三中学校の国語の教諭である。1996年に法輪功の修煉を始めた。修煉してから「真善忍」の教えに従い、誰にでも優しく接していた。

 2011年11月13日の昼頃、十数人の私服警官が康さん宅に侵入し、何ら捜査状や書類も提示せず康さんと居合わせた葛欣さんに手錠をかけて自宅の椅子に縛った。その後、自宅を荒らして家財をめちゃくちゃにして、無理やり康さんの写真を撮った。その後、康さんを双城市公安局刑警大隊に連行した。

  康さんを密かに二階にある個室に入れられ、手を背中にまわして手錠をかけて椅子に固定された。警官らは、手足や体が動けないように縛ってから必死に暴力を振るった。顔、口を強く殴った後、後ろからも殴った。康さんは意識を失った。すると、冷水を頭にかけ、康さんの意識が戻るとお腹や胸を殴ったり、足で 蹴ったりした。

 

酷刑演示:用一根粗木棍插到已经紧紧“背铐”着的双手的手铐中间

拷問の再現:後ろ手で手錠をかけられ木の棒を差し込まれる

 康さんに対する拷問はこうして2時間以上続けられ、康さんは心身ともに大きなダメージとショックを受けた。上下の前歯が全部抜け、ほかの残った歯も全部歪んだ。そして、右目の視力が落ちて、物がはっきり見えなくなり、3メートル先の人の姿も識別できなくなっていた。右耳もひどい損傷を負い、聞こえなくなった。さらに、脇の骨が一本折られ、顔が大きく腫れた。両手は麻痺し、神経に損傷を負った。警官らはその後、康さんをハルビン市第一留置場に護送して監禁した。そして、康さんは懲役14年の不当判決を言い渡された。

 康さんは昨年7月25日、黒竜江省の呼蘭刑務所に護送され監禁された。この呼蘭刑務所で4カ月間にわたって迫害され、「強制転化」のターゲットとなり、更なる迫害を受け尽くした。警察に殴られた康さんは自力でトイレにも行けなくなった。元気だった人がこれほど拷問され、人の助けがなくては自力で動けなくなった。体中に傷を負った康さんは、まるでわずか数カ月の間に「別人」のようになり、変わり果ててしまった。

 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/4/26/272498.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/5/22/140069.html)
 
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