良い人が迫害され、世間の多くの人々が中共に反対している
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文/新城

 【明慧日本2013年6月9日】中共(中国共産党)当局の法輪功に対する迫害は、大きく民心を失っている。最近の数例からも、このことは明らかになっている。

 先月7日午前11時頃、数人の警官が車で、河北省唐山市の法輪功修煉者・李智利さん(39)が経営する店にやってきた。警官らは、有無を言わせず李さんを不当に連行し、遷安(せんあん)市刑務所に拘禁した。

 李さんは何の罪を犯したのだろうか? 李さんは、中国の環境で偽物を一切売らず、とても評判が良かった。李さんが住んでいる団地では、開発企業が13階建てのマンションを建て、部屋が完売したら、管理を放棄して逃げた。電気・水道・ガス・ゴミなどが住民を悩ませ、夏は臭くてその場に居ることができない程だった。李さんは住民の苦しみを理解し、自ら電力会社と交渉して電気の問題を解決した。電力会社の従業員が「電気代の滞納があったら誰が保証しますか?」と聞くと、李さんは「全て、私が責任を取ります」と言って電気を通した。住民はとても助かった。

 引き続き、李さんは水道問題の解決に向かった。しかし、この建物は不法建築であることが発覚し、水道を引くことが出来なかった。そこで、李さんは建築の設計責任者と交渉し、最後に、それぞれが費用を負担することで問題を解決した。また、今まで溜まった廃棄物を、李さんは先頭に立って掃除し、綺麗にした。さらに、ゴミ捨て場の問題に向かった。李さんは自分でお金を出して清掃車を呼び、すべてのゴミを運んでもらい、住民に指定した場所にゴミを捨てるように説得し、毎日、庭と車庫の掃除をした。

 これらの事は、言葉にすれば簡単かもしれないが、実際は大変だ。例えば、電気代の差額が2千元以上にもなったが、誰も払おうとしなかった。そのため保証人の李さんは、差額の2千元を一人で払った。住民は李さんに頼って、安心した生活を送っていた。

 このような良い人が、法輪功を修煉しているという理由で不当に連行された。実は、李さんは法輪功を学び始めてから、このような良い人になった。李さんが連行された後、住民は李さんの安否を心配し、自分たちの生活がどうなるかも心配し、中共の無道徳さを口々に罵っていた。

 もう一例、黒竜江省勃利(ぼつり)県永恒郷の村民・劉鳳成さんは、依蘭県三道崗で出稼ぎ労働をしていた。劉さんは仕事の合間を利用して、住民に法輪功が迫害されている真相を伝えるDVDを配布していたが、3月27日、依蘭(いらん)県警察によって不当に連行された。劉さんは両親(70代)と、息子夫婦、体が不自由な弟を含めて7人の大家族で、劉さんは一家の大黒柱だった。劉さんが連行されてから、父親は息子の解放を求めて警察所へ行き「息子は多種の病気を患っていたが、法輪功を学び始めてから完治しました。息子は良いことはしても、悪いことは絶対やりません。なぜ、あなたたちは良い人ばかりを連行するのか?」と警察の暴行を厳しく批判した。すると、国保(国家安全保衛)大隊の隊長・張英鐸は「お前の息子が良い人だと分かっている。もし村から、解放の申請書を持ってきて、村委員会と公安派出所の捺印があれば解放できる」と返答した。

 父親は、息子を解放させるために村委員会へ行くと、村委員会は「あなたの息子は、良い人だから捺印します」と書類に捺印した。公安派出所も同じく捺印してくれたが、国保大隊は約束を守らず、劉さんを釈放することはなかった。現在、村人は口々に「早く中共邪党が崩壊して欲しい」と言っている。

 先月11日、黒竜江省綏化(すいか)市尚志小学校教諭・王芳さんは、法輪功修煉者の仲間と、法輪功の真相チラシを町で貼っていた時、尾行していた綏化市北林区610弁公室の李剣飛らに不当連行され、綏化市刑務所に護送されて拘禁された。

 王さんは小学校の教諭で、学校や地元では有名人だ。手に負えないクラスを王さんに受け持たせると、どのクラスの生徒も変わり、成績もモラルも良くなるからだ。王さんは、子どもたちに法輪功の「真・善・忍」の原則を教え「誰かがあなたたちを良い、あるいは悪いと言っても、それは決して正しいと限りません。真善忍に従えば最も良い人になることができます」と子供達に正しい教育をし、子供達は生まれ変わっていった。成績も大幅に伸び、保護者の王先生に対する評判も、とても良かった。

 2007年にも、王さんは同じく綏化市北林区610弁公室に不当連行された。小学校の保護者たちは、自主的に警察所へ行き、王先生の解放を求めた。このような良い人が絶えず連行されることに、付近の住民は理解できないという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/4/274885.html)
 
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