神韻の営業の中で修煉を向上させる (三)
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 【明慧日本2013年7月4日】

 (三)神韻の営業と真相伝えの相互効果

 表面上では神韻の営業活動を行っているように見えますが、個人的には神韻の到来のお陰で現地の大法弟子は大いに助けられたと理解しています。神韻の営業活動は修煉の向上を大きく促しました。神韻公演はこの空間と他空間の場を全面的に浄化してくれます。個人の理解では、神韻の営業活動は、真相を伝える他のプロジェクトの妨げになるどころか、助け合い、促進し合う効果があるのです。

 劇場との契約を済ませて、開演までの残り時間は僅か3カ月になり、すぐ宣伝広告に着手しなければならなかったのでショッピングモールをおさえ、ハローウィンとクリスマスといったゴールデンタイムの販売に突入しました。それは計画を立てた二つの販売戦略の第一弾で、いかにチャンスを掴めるかの課題だけで精一杯でした。ちょうどその時、「生体からの臓器狩り」を制止するようホワイトハウスへの請願署名活動が始まりました。それも米国人を救い済度する大事な活動でした。「神韻の営業は、請願署名活動に参加できない理由になるのか?」と心の中で問い正し、そういう訳にはいかないと、答えは明らかでした。勤務先では年俸の金額によってローテーションが組まれているにもかかわらず、休暇日の多い月だけに同僚達は出社したがりませんでした。そのため、作業量の半分の負担が最も安い年俸をもらっている私にかかってきて、大変忙しくなりました。神韻の営業活動、請願署名活動、そして自分の仕事が一遍に目の前に現れました。「このままやるしかない」と心の中で決心を固めました。請願署名活動の重要性については自分の理解をまとめて明慧に投稿し、皆さんと分かち合いました。同時にニューイングランドや他地域及び地元の同修と交流し、皆に積極的に参加していただけるようお願いしました。

 私は自ら全国、地域及び地元新聞社に手紙を書き、所属している業界の協会や同窓会に呼びかけ、地元の大学、医科大学、医師会と人権組織に連絡をとりました。友人や恩師、同僚、学友会にも連絡しました。同修、常人に働きかけながら、自分自身は待たない頼らないことにしました。自らビラを作って印刷し、退勤後に大学と商業センターに行ってビラを配り、ネットでの署名も呼び掛けました。私の所属部署の上司も署名してくれました。

 体力がついていかないことも感じていました。一切やる気が起こらないまま、少し休憩をはさんで歯を食いしばって続けてやりました。神韻の営業と請願署名活動を終えると、もう夜が明けてしまうこともしばしばでしたが、師父の法像の前に座り、御香を立てながら学法するとき、自分は世界で一番幸せな人間だと実感できました。

 後になって振り返ってみれば、いくら手強い困難に立ち向かっても、歯を食いしばって頑張れば何とかなると分かりました。休日のゴールデンタイムは神韻のチケット販売も行い、請願署名活動もたくさんの地域に及びましたが、どのプロジェクトも疎かにすることなく、両立して短期間でたくさんの事をこなすことができました。今思えば不思議です。実は神韻の営業と真相伝えは同じで、強く繋がっていました。そのすべては、衆生の救い済度と私たちの修煉の向上のためでした。「私たちの修煉においてどんな些細な事を行っても慈悲なる師父はそれを拡大し更に拡大してくださる」と私は感じました。

 もう一つ重要なのは、神韻は全ての真相を伝えるプロジェクトに良いお手本を示してくれているということです。神韻の要求の高さは、向上に向上を重ねて細部に細心の注意を払っています。神韻芸術団の全体は無私無我の精神に基づく協調と、直接主流社会に向けて、アーティストと営業員への研修など、全てにおいてベストを尽くしました。数年来、なぜたくさんの真相を伝えるプロジェクトが期待通りの効果が得られなかったのか? 神韻の成功のコツはどこにあるのかと反省しました。神韻の成功の全ては、真相を伝える中でその通りに実践することでした。

 以上は2013年の神韻の営業活動の中で得た重要な体験です。私達は二種類の高いチケットを完売して利益を得ることができました。勉強と模索を通じて主流社会へ突発口は見つかりましたが、公演は満席になりませんでした。「チケットが入手困難」という盛況までには程遠く、教訓もたくさん残りました。今後に向けて私たちは学法、全体の協調及び主流社会へ深く入り込めるように、更に真相を伝えることに工夫しなければなりません。

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/24/274412.html)
 
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