選択
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 【明慧日本2013年7月18日】これは私の周りで起きた物語です。2人の異なる選択がそれぞれに異なる運命をもたらしました。1人は80歳の老人で今も元気に生きています。もう1人は元気な中年でしたが、すでにこの世を去っていきました。

 元気に生きている老人は私の友人の兄で、今年81歳です。字を読むこともできず、一生、田舎で野良仕事をしてきましたが、3年前、末期の肺がんに罹り、病院ではもうなす術がないからと、家に帰らされました。医者は家族に年末まで生きられれば奇跡だから、欲しいものがあれ何でも食べさせなさいと言いました。老人は呼吸をすることさえ困難な状態で、何も食べることができませんでした。私の友人は兄に「法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい」と、家族とともに唱えるように教えてあげました。1週間後、奇跡が現れました。老人は立ち上がって、お腹がすいたから、何か食べたいと言いました。1カ月後、友人は私に電話をかけて、兄はもう治り、家事も手伝っていると話しました。兄が毎日一番大事にしていることは、心をこめて「法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい」と唱えることだと話しました。老人の身に起こった出来事は村全体に広がりました。

 もう1人は私の同僚Aさんで、48歳の外資系企業の重役でした。身体はずっと健康で、毎年の健康診断もいつも良好でしたが、2011年の年末、軽い発熱が続き、風邪薬を飲んでも治る気配がありませんでした。年末年始の休みのとき、大きい病院に行って検査を受けてみたら、末期の肝がんだったのです。私たちはみんな悲しみました。医者はお金はかかるが肝臓移植手術を受ければ、十数年は生きていけると話しました。

 私は友人の兄をAさんの家に連れていき、Aさんに友人の兄が身をもって体験した話を聞かせました。しかし、Aさんは自分は科学だけを信じるといって、私の勧めを断りました。

 年明けに、Aさんが肝臓移植手術を受けた話を聞きました。10日程度で適合する肝臓を見つけたとみんなは不思議に思いました。私はいつもネット封鎖を突破して、海外のニュースなどを見ていたので、これは法輪功修煉者の生体から摘出した臓器かもしれないと思いました。Aさんもその日5、6人の患者が、それぞれ違う臓器移植手術を受けたと話しました。私がドナーについて尋ねると、彼は嫌がって、病院と秘密を守る契約を結んだから話さないと言いました。みんなはこれが正常ではないと思いながらも、同僚が健康になったので、黙っていました。

 Aさんは手術を受けてから、ずっと家で休み、毎日公園を散歩をしたりしてすごしていましたが、彼に会った人は太っていたと話しました。そのあいだ、他の同僚が2012年の神韻公演のDVDをAさんに渡してあげましたが、彼は法輪功のことなら何一つ見ないと話しました。

 2012年12月5日の夜12時、突然Aさんの病状が悪化したと聞きました。同僚たちがお見舞いに行ったとき、半年前とは完全に違う状態でした。彼は痩せて、酸素マスクをつけて呼吸が非常に困難な状態でした。ある同僚が「あなたは法輪功を学びなさい。共産党がそんなに怖いのですか。命が先ですよ」と話しました。このときも、Aさんは自分は科学しか信じないと言い、3日後に病院でなくなりました。

 Aさんの悲劇は、中共の無神論の宣伝によるものです。この2人の物語を書いたのは、人々に自分の命を大事にしてほしいからです。また、心を静めて、法輪功はいったいどういうものなのか、中共の宣伝どおりのものなのかについて考えてほしいのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/14/276658.html)
 
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