ネット封鎖を突破するソフトを通して、私は法輪功の修煉を始めた(一)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2013年8月2日】私は2012年2月から法輪功の修煉の道を歩み始めました。実は2009年にインターネットを通して法輪功の書籍を読んだことがあります。当時、知人から、「無界」、「自由門」という二つのソフトウェアで、ネット封鎖の壁を破って制限されている様々なウェブサイトを見ることができると聞きました。

 その後私はいろいろと検索を重ねて、やっとこのソフトウェアをインストールして、ニュースを読んだり、見たりすることができました。その中で驚いたのは「中共(中国共産党)による法輪功修煉者への生体臓器狩り」の報道で、私は非常に驚き、怒りが止まりませんでした。中共がそこまでやっていることを知り、これをきっかけに法輪功にも興味を持ちました。

 その頃、「明慧ネット」の左上にあるリンクに入り、大法の書籍を読むことができました。感動して一気に全部読みました。修煉が存在することや人が修煉できることなど、今まで聞いたことのない新鮮な内容ばかりでした。昔、私は仏教や道教の書籍を少し読んだことがありましたが、どのように修煉するのか、その方法はわかりませんでした。法輪大法ははっきりとした概念と功法で、修煉が存在することや、どのように修煉するのかを全部教えてくれていたのです。私は修煉したいと思い、家族とも相談してみました。

 しかし、常人の頃に形成された各種の観念や中共による中傷的な宣伝、デマなどの影響で、当時私はまだ師父と大法を正しく認識することができず、心の中で師父を完全に信じるまでに至りませんでした。家族が私に外で聞いたデマを話すと私は動揺してしまい、修煉を続ける勇気がなくなってしまい、当時私は限られた経文しか読むことができず、師父の新しい経文や同修たちが書いた文章に対する師父の評注文章を読むことができず、1カ月でやめてしまいました。当時、非常に失望したことを覚えています。人生で初めて出会った修煉をこうしてやめてしまうことが残念でした。常人の中に戻った生活にそれほど憧れもなく、毎日つまらない生活を送り、名誉や利益のために頑張る毎日でした。

 2012年2月、私は久しぶりに、使っていなかったネット封鎖を突破するソフトウェアを使って明慧ネットを検索して読みました。明慧ネットのデザインは前とほとんど変わりありませんでしたが、「師父」という二文字が目に入った途端、訳が分からないうちに心の中で「師父! 師父!」と叫んでいました。私もびっくりしましたが、なぜだか分かりませんでした。こうして私は再び修煉を始めました。

 それでも初めの頃はまだ師父を信じることができず、頭のなかで変な思いを抱いていました。しかし、何があっても私は修煉したいと思いました。「修煉」と言う二文字に引っ張られて、毎日暇があったら経文を読みました。バスに乗るときも歩く時も、いつも師父の説法録音を聞きました。こうして1カ月も経たないうちに心の中にあった師父に対する不信感が消えました。

 ある日、坐禅を組み煉功しようとしましたが、すぐに激痛が走って足が痛くなり、もうやめようと思った時、頭のなかに一つの声が聞こえました。「こんなに小さな痛みも耐えられないのはいけないね。師父は私のため、どんなに苦労しておられるか知っていますか」その後も法を学習するにつれて、ますます修煉の意味が分かるようになり、多くの苦しみを師父が私達の代わりに担ってくださり、少しだけの苦しみを私達が精進できるように残しておられることが分かりました。

 『轉法輪』を数回読んだ後、引き続き師父の新経文を全部読みました。師父の経文の中で「法を正す時期の大法弟子」という文字が目に入った時、私は数日落ち込み、各種の執着心が一気に現れ、心の中で不平不満の様々な心情が現れましたが、しばらく経って、思い切って修煉を続けるようにしました。これらの思いを抑え、これ以上膨らまないよう、捨てるように努力すると心はかなり軽くなりました。新経文を読んで真相を伝えることの重要さが分かりましたが、プレッシャーになりました。しかし師父が新経文の中で書かれた法の奥深い意味が徐々に分かるようになり、徐々に自信がついて自分の世界観も一層上がったような気がしました。新経文が出たら夜中まで興味津々に読みました。中の内容が十分わからなくても、このような奥深い文章を今まで読んだことがないので非常に興奮しながら読みました。一回読み終えるともう一回、もう一回と繰り返して読みました。

 私は敏感な人間ではありません。煉功してもそれほど感じないのです。しかし、第二式の煉功動作が終わって結印をした時、手の中が熱くてお香の香りがしました。ある日、突然風邪のような症状が現れました。これが「消業」の現象だと分かってはいるものの、心は落ち着きませんでした。当初から師父は自分の面倒を見てくださっているのかな、自分を見守ってくださっているのかなと、疑問を抱いていました。私は独習者ですし、1999年7.20以後の弟子ですから、そういう疑問は消えませんでした。中共が「1999年7月20日」から法輪功を不当に弾圧し、毎日テレビで繰り返してデマと嘘の宣伝をしている時、私は中学生でした。中共の洗脳で頭にかなりの悪い印象が残っており、「法輪功」という三文字を見るだけで違和感を覚えました。これは中共が24時間繰り返してデマを流したことに対する条件反射でした。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/27/277227.html)
 
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