明慧法会|十年の風雨と辛酸の中、法を正す時期に心を浄化する(三)
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文/中国河北省の大法弟子

 【明慧日本2013年9月9日】

 三、理智

 2009年の冬、同修の子供が警察に公安局まで不当に連行されました。その同修も家族が妨害を何度も受け、路頭に迷いました。彼らが私の家に着いたときは、すで夜8時近くでした。彼らは私に常人の関係を利用し、国保大隊長にお金を渡すことで本件を処理してほしいと頼んできました。この夫婦は非常に焦っていました。主人と私はまず彼らに寝泊りの場所を整えたあと、一緒に法理に沿って交流しました。私は「あなた達の気持ちと状況はよく分かっています。もし私が修煉していなければ必ず常人の友人に頼んだでしょう。しかし、私達は大法弟子で、法を正す師に手伝う大法弟子です。今、あなた達がトラブルに遭ったというのは、必ず修煉において漏れがあったからでしょう。傍らで見ればはっきり見えます。必ず内に向けて自分の不足を探してほしいのです。私に出来ることはまず、いち早く同修達に知らせて一緒に発正念をし、ネットでこの件を暴露することです。師がおられ、法があるので、私達は正念を持ってあなた達に迫ってきた邪悪による迫害を解体すべきだと思います。もし、私が常人の友人に頼ってこの件を終結させたら、私が法から逸脱することになります。たとえ邪悪に金銭を渡し、彼らが今回諦めても、次はどうなるかわかりません。あなた達は内に向けて探すと同時に、私達は一緒に学法や発正念を強化し、師と法を信じ、人心を放下すれば、邪悪は自ら敗北します」と言いました。  

 その夫婦の同修は人心を放下し、内に向けて探し、自分達の利益を重んじる心を探しました。彼らは長い間、学法や煉功をしておらず、発正念をすれば眠くなり、真相を伝えることも中途半端な状況だったそうです。彼らは自分の漏れを見つけ出し、我が地区全体の発正念の効果もあって、邪悪による迫害はすぐに終わりました。今、彼らも衆生を救うことに努めています。

 この間、協調人は拘禁されている同修の家族を訪ね、「610弁公室」に真相を伝え、釈放を求めに行こうと提案し、同時に訪問する時間に、全地区の事前の発正念と、当日の「610弁公室」の近距離からの発正念も決めました。その前日、私は3人の協調人に会いに行き、彼らに恐れる心があることに気づきました。そのうちの1人は虚像による病業の妨害まで受けていました。拘禁されている同修の家族に会うと、彼の状態もよくありませんでした。彼は、行ったら帰らず、「610弁公室」のリーダーと喧嘩しようと思っていました。私は彼に、「それは駄目です。私達の行く目的は真相を伝え、人を解放してほしいということです。自分が修めた広大な慈悲や、修煉者の高い次元の状態で接しなければなりません。怨む心を抱けば、それは常人の心で、妨害を受けます。そうすれば自らを邪悪に送り込むようなことになるのではありませんか?」と言うと、2人の協調人はそれなら行かないほうが良いと言いました。

 夜、帰宅後、主人と相談すると、彼もこの状態では行かないほうが良いと言いました。私は主人に自分1人で行くと言いました。彼は、「あなたは何の準備もしていないではないか」と言うので、私は「そうです。しかし、すでに他の同修達は長い間発正念をしてきており、明日近距離での発正念もするのに、誰も行かなければ他空間の邪悪はどれだけ喜ぶでしょう。私はこの件を円融すべきだし、これが私の責任だと思います」と言いました。明日、私は必ず迫害に参与している人を救い、彼の背後の他空間にいる全ての邪悪な生命と要素を解体させようと思い、私は涙を流しました。私のこの決断と選択は正しかったと師父の加持をはっきり感じました。

 翌朝の8時、主人は出勤せず、家で発正念をすることにしました。私が「610弁公室」に近づくと、道路の両側に同修が見えました。1人、2人、3人、5人、10人と数十人の同修を見て、涙があふれてきました。本当に素晴らしい同修達です。これが私達大法弟子の力です。私は涙を拭い、法身が私に付き添っていることを感じました。

 私は順調に「610弁公室」を探し当て、彼らは礼儀正しく私に接してくれました。

 今回の経験を通じて、私達の地区の大法弟子全員が全体の力を実感しました。同修達は相談して、毎週この日を私達の地区の発正念の日と決め、当地区での「610弁公室」、公安、検査、法院、司法の各方面による当地区の大法弟子への迫害を徹底的に解体することにしました。

 この法会を機に、私達の資料拠点を助けてくれた同修に誠心誠意の敬意と深い感謝を示したいと思います!

 師父に感謝し、同修の皆さんに合掌します!

 (完)

 (明慧ネット第7回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

   

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/11/5/231942.html)
 
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