内モンゴル女子刑務所 法輪功修煉者を拷問・中傷
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 【明慧日本2013年10月7日】内モンゴル自治区通遼市の法輪功修煉者・田芳さん(30代女性)は2004年9月12日、中共(中国共産党)当局の裁判所に懲役4年の不当判決を宣告され、フフホト市第一女子刑務所に拘禁された。

 刑務所で田さんは残酷な拷問を受けたが、警官は「田芳は裸で、男性警官の前でも平気だった。自ら、電気ショックを求めた」とデマを飛ばし、田さんを中傷した。

 田さんは「『真・善・忍』の教えに従って己を律し、より良い人になろうと努力してきた」と話している。中共当局に不当判決を宣告されたが、法律違反は何一つしていないし、犯罪者ではないため、刑務所に拘禁されても、囚人服を着用しなかった。

 しかし、警官は受刑者を使って、田さんに強制的に囚人服を着せようとした。田さんは従わなかったため、受刑者らに「囚人服を着ないなら、服を着るな」と服を全部脱がされた。それから、担当の警官が裸の田さんをロビーに立たせたという。

酷刑演示:吊铐
拷問の実演:つるし上げられる

 その後、不当な扱いに怯まなかった田さんは、自分の服を着たため、2段ベッドに足が地面につかない位置で吊るし上げられ、苦しめられた。田さんは迫害に抗議するために断食を行ったが、警官らに指で口をこじ開けられるなど暴力を振るわれた。

 2004年10月中旬、田さんは受刑者らに四肢を縛られ、ベッドの下に詰め込まれそうになったが、低くて入れなかったため、受刑者らに足で蹴られて強行して入れられた。そのため、田さんの腰部、手、寛骨(かんこつ)の全ての皮膚が破れて出血した。その後、受刑者らは田さんの寝るベッドの板を下げ、田さんを眠らせないようにした。そして、田さんに声を出させないように、足拭き用のタオルやトイレを拭く雑巾を使って、田さんの口を塞いだ。

 2004年末、刑務所の警官・リーダーが田さんの所へ行き「お前は、まだ囚人服を着ていないのか、囚人服を着ないのなら、服を着なければよい」と言って、数人の警官がすぐに、田さんが着ている服を脱がした。そして、警官らは部屋の窓を全開にした。田さんは冷たい風に晒されてガタガタと震えた。その姿を見て、警官らは大笑いしていたという。

酷刑演示:绑在铁椅子上电击
拷問の実演:椅子に縛られ、スタンガンで電気ショックを加えられる

 その後、田さんは「攻堅組」(刑務所で法輪功修煉者に対する迫害を専門に行う監区)に拘禁された。「攻堅組」で田さんは、心身共に酷く苦しめられた。田さんは警官に箒で足裏を殴られたり、スタンガンで体や口元に電気ショックを加えられたため、口元には多くの黒い傷痕が残っていた。利用された邪悟者らは順番に「修煉を放棄するように」と田さんに迫った。しかし、田さんは法輪功の信条を堅持した。

 上記のように警官や受刑者らに暴力を振るわれ、苦しくて死にそうだった田さんが、警官の言うようにスタンガンでの電気ショックを自ら要求するだろうか? これは全くのデマであり、中共の本性「嘘、悪、暴力」を現すものである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/9/17/279659.html)
 
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