【明慧日本2013年6月25日】内モンゴル自治区通遼市の王麗霞さん(49歳女性)は1998年に法輪功を習い始めた。5月11日夜、3人の修煉者とともに科区城北で法輪功の横断幕を掲げた際、駆けつけてきた警官に一斉に捕まった。科区公安局で王さんらは個別に監禁され、犯人扱いされて尋問や捜索を強いられた。当日夜、王さんは警官の暴行によって全身に痙攣が起きた。5月16日以降、河西留置場へ送り込まれたが、これらの迫害に抗議して断食を始めた。情報によると、王さんらが不当逮捕されてから2週間後になって、公主嶺市検察庁は逮捕状を発布したという。
現在、王さんは四平市留置場へ移され、更なる迫害を受けているという。一方、王さんの娘は1999年7.20以降、法輪功への弾圧が始まってから、母親が当局から嫌がらせ・不当連行・脅迫などの迫害を受け続けたため、小さい頃から13年間、母親と離れ離れの時間のほうが一緒にいた時間よりも長かった。
2001年、王さんは2年の労働教養処分を受け、図牧吉労働教養所で拘禁中、転向を拒否したため、辛い労働や殴打、電気ショックなど数々の拷問を加えられた。その間、一方的に夫に離婚されたうえ、未成年の娘は大学への進学が妨げられ、自身のアルバイトの少ない給料で生活を維持してきた。
家へ帰された後、中共(中国共産党)当局により家庭が崩壊した王さんは、依然として中共の公安に相次ぎ嫌がらせなどで苦しめられ、この圧力のもとで重度のプレッシャーを感じ、心身ともに限界に達した。これによって、迫害を逃れ家を遠く離れた状況下で警官に犯人扱いされて指名手配された。それから、10年来ずっと放浪生活を余儀なくされた。
2006、王さんは公主嶺市東三派出所の警官により留置場まで強制連行された。40日間にわたって、拘禁されながら、狂暴な灌食を強要された。そして、3000元を脅したられた後、釈放された。