広東省の弁護士 被告人への不正裁判に抗議
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 【明慧日本2013年10月21日】広東省汕頭市の澄海(ちょうかい)区裁判所は先月11日午前、法輪功修煉者・王洽さんに対する不正裁判を行った。王さんは法廷で、警官に拷問された実態を暴くと、2人の正義ある弁護士は憤慨し、裁判の続行を阻止した。

 王さんは裁判で、汕頭市国保(国家安全保衛)大隊の拷問され、自白したとされる事実無根の内容を容認させられたと訴えた。2月23日~3月7日まで、洗脳班で不当に拘禁されて受けた拷問の実態を暴いた。

 洗脳班で、王さんは100時間以上、後ろ手にして手錠で椅子につながれた。そして、目を少しでも閉じると水をかけられ、13日間にわたって睡眠をはく奪された。さらに、詳細不明な薬物を灌食されて頭がふらふらし、意識がもうろうとなった。殴打、恐喝、脅し、拷問だけでなく、王さんの母親、妻、娘に害を加えると脅されたという。

拷問の実演:後ろ手にして手錠で椅子につながれる

 上記の迫害事実が法廷で暴かれ、王さんの弁護士2人は、弁護を中断して中共(中国共産党)当局の迫害に抗議し、不正裁判の続行ができないようにした。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/17/281362.html)
 
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