三退物語「罵り、驚き、三退した」
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 文/オーストラリアの大法弟子 

 【明慧日本2014年1月24日】(明慧記者・陳心寧がオーストラリア・クイーンズランド・ブリスベンで取材)最近、法輪功迫害に積極的に参与した、610弁公室の李東生を含む中共(中国共産党)当局の高官が次々と失脚していますが、法輪功修煉者が世間の人に述べて来た「善悪には報いがある」という道義が現実となりました。10数年来、中共が法輪功に対してデマを飛ばし、誹謗中傷することによって、一部の中国人は「真と偽、善と悪」をはっきり見分けることができず、直接、あるいは間接的にこの迫害に参与し、自分の未来に禍根を残しました。これらの人たちに真相を知って貰い、真偽をはっきりさせ、素晴らしい未来を選択させるため、世界各地の法輪功修煉者は中国の民衆に電話をかけ続け、彼らに迫害の真相を教え、そして中共の関連組織から退き、平安を守るようと勧めてきました。

 少し前に、オーストラリア・ブリスベンの法輪功修煉者・デビッドは中国に真相電話を掛けました。1人の男性はその電話を受けてすぐに「あなたは法輪功ですか?」と聞きました。デビッドが「はい」と答えると、相手は直ちに怒鳴りつけ、電話を切りました。デビッドは再度電話を掛けました。そして、その男性に「法輪功は無実です。天安門の焼身自殺は捏造です。小さな女の子は気管が切られても歌を歌え、火があれほど燃えても、ガソリンが入ったプラスチックの瓶は変形しておらず、……手抜かりだらけです。国際教育発展組織は、天安門焼身自殺事件が中共当局の法輪功に対するでっち上げで、国家テロリズムの行為だと認定している」と言いました。

 「公安局の副部長で、中共610弁公室の李東生は逮捕されました。彼は天安門焼身自殺事件を捏造することによって江沢民、羅幹などに抜擢されたのです。当時彼は中央テレビ局の副局長で、その後、公安局の副部長兼610弁公室のトップまで上り詰めました。610弁公室は法輪功を迫害する専門機関です。江沢民などの法輪功を迫害する元凶はすで33カ国、55の法廷で起訴されました。彼らが犯した罪は集団絶滅罪、反人類罪と拷問罪で、ヒトラーと同罪です! スペインの高等裁判所は江沢民に逮捕状を出しました。あなたに真相を知ってほしい、これ以上中共の虚言に騙されないでほしい」と言いました。

 これらのことを聞いて、この男性は大変驚きました。それからデビッドは彼に、三退(中国共産党、共産主義青年団、少年先鋒隊を脱退する)のことを伝え、三退を勧めました。デビッドは「善良なあなたが中共の罪を被ることがないように、災難が来た時に災害から逃れることができ、福を得て、平安を守ることを願っています。今は天災人災が多くて、中国大陸では1億5千万の同胞がすでに三退をしました。あなたを落としたくありません」と言いました。すると、その男性はもう怒鳴らなくなり、静かに聞きました。

 デビッドは彼にいくつかの例を挙げました。たとえば昨年7月、遼寧省撫順市で洪水が来た時、三退した人達はみんな無事だったことを話しました。デビッドは彼に「党、団、隊」に入ったことがあるかどうかを聞きました。彼は「少年先鋒隊に入隊したことがある」と答えました。デビッドは彼に「偽名で少年先鋒隊から退くこと」を提案しましたら、彼はとても喜んで同意し、そして感謝の意を表わしました。

 デビッドはとても感激しました。善悪には報いがあります。今の混乱している世の中で、善良と正義を選択することは天が世間の人に残してくれた平安の道です。ますます多くの人が目を覚まし、自分に賢明な選択をするようになっています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/1/17/285860.html)
 
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