【明慧日本2014年2月18日】雲南省昆明市の法輪功修煉者・李金煥さんは2008年4月19日に不当連行され、大板橋女子労働教養所に拘禁された。2009年9月21日に解放されるまで悪質な洗脳を受け続けた。
1994年4月に法輪功を学び始めた李さんは、当局の弾圧政策の下、社会や職場から圧力を受けても、ずっと法輪功の修煉を堅持し、不屈の精神を持ち続けてきた。
2008年、警官・馬斌に法輪功の真相資料を制作する拠点を破壊され、李さんは多数の修煉者と共に不当連行された。4月19日、10数人の公安局員は李さんの家を占拠し、大量の真相資料や電化製品を没収した。李さんは馬村派出所で身柄を拘束されたあと、病院で健康診断を受けた結果が高血圧・高血糖値だったにも関わらず、五華区留置場へ移送された。
それから5日後、李さんは手足に枷をかけられながら、労働者病院で人格を侮辱する目的で引き回され、多くの民衆の前で公然と批判された。また当日の夜と翌日、李さんは詳細不明の薬物を注射されたことにより、めまいや冷や汗、目が何も見えなくなるなど症状が現れたが、病院側から相手にされなかった。
拷問の実演:手足に枷をかけられる
施設内で李さんは、家族から送られてきた衣服や日用品の受領を禁じられた。また仕送り品の受領可否の判断として、ほかの修煉者の情報と交換するよう説得された。
5月17日から連続3日間、警官は、深刻な健康状態を理由に李さんの受け入れを拒否していた大板橋女子労働教養所に圧力をかけ、李さんを同所に送り込んだ。
同施設の警官は、卑劣・偽善の手段を用いて、李さんに法輪功を放棄するよう説得したり、「転向」を拒否した李さんを滅多打ちにしたりした。その上、12時間以上の強制労働を毎日科した。
2009年の9月10日、14日、19日、施設側は李さんに対し、転向させることを目的に脅迫、威嚇、罵倒などの迫害を繰り返し加えたが、最終的に失敗に終わった。李さんは修煉者の意志を堅持し、21日に解放された。