【明慧日本2014年2月25日】湖北省の武漢市武昌(ぶしょう)区の法輪功修煉者・李火生さん(55歳男性)は2011年、中共(中国共産党)当局に懲役5年の不当判決を下され、沙洋藩家台刑務所に拘禁されて毎日12時間働かされ、洗脳を受けた。李さんは精神的・肉体的に苦しめられて重病を患い、胸に水がたまって全身が腫れ、目も腫れて開けられず、危篤に陥っている。それでも藩家台刑務所は李さんを家に帰らせないという。
李火生さん
李さんは武漢市公蒸気5会社の職員だった。李さんは1989年に肺結核、胃潰瘍などの多種の病気を患い、治療費がない状況下で1994年に法輪功を学び始め、体調が良くなった李さんは「真・善・忍」の教えに従って己を厳しく律し、会社の上司、同僚、近隣及び家族からほめられ、尊敬された。李さんの妻は定職がなく、子供も仕事をせず、ほぼ李さんの収入で生計を維持していた。
2011年4月20日深夜1時頃、610弁公室、裁判所、公安局、派出所の警官ら30数人が李さんの家族を騙してドアを開けさせ、不法に押し入って李さんを不当に連行し、家宅捜索を行った。
2011年9月27日、武昌区裁判所は家族に通知せずに李さんを尋問し、懲役5年の判決を下した。李さんは武漢市中級裁判所に上訴した。11月25日、武漢市中級裁判所の裁判官・陳麗敏は裁判を開廷せず、弁護士から提出された書類及び李さんの陳述を無視し、上訴を却下した。
拘禁された李さんは、迫害により腰痛と足が腫れて体調を崩し、痛みで眠れず、食事が摂れなくなった。病院に移送された李さんは、病院側から受け入れを拒否された。「重病のための服役中の一時出所」 を申請したが裁判官・陳に却下された。藩家台刑務所に移送された李さんは、ますます体調が悪化し、現在、危篤に陥っているという。