内モンゴル:不当拘禁中の姉と面会求め 不当連行
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 【明慧日本2014年2月27日】内モンゴル自治区赤峰市バイリン左旗(バイリンさき)の法輪功修煉者・趙桂栄さんと趙福霞さんは姉妹である。姉の桂栄さんは2010年4月6日、警官によって連行され後、不当に懲役7年の実刑判決を受け、内モンゴルフフホト市第1女子刑務所に収容された。

  今月10日、妹の福霞さんは林東鎮駅で法輪功の文言が書いてある貨幣でチケットを買い、列車に乗って姉に会いに行こうとしたが、駅で国保(国家安全保衛)大隊の警官に連行された。警官は福霞さんを連行したことを家族に連絡しなかったため、福霞さんが行方不明になったと思った家族はあちこちで福霞さんを探し、やっと福霞さんがバイリン右旗留置場に拘禁されていることを知った。

 警官は福霞さんを連行して、福霞さんの携帯電話のアドレス帳、履歴を削除した。その日の夜中、警官は福霞さんを連れて、福霞さんの自宅に行き、家の壁を乗り越え、福霞さんの自宅の家宅捜索を行った。

  福霞さん一家の数人が法輪功を学んでいる。しかし、この数年、一家数人は連行、拘禁、判決、拷問などの迫害を受けてきた。現在、長女の桂栄さんは刑務所に 拘禁されており、次女の福霞さんが留置場にいれられ、三女の春霞さんの夫は懲役5年の実刑判決を言い渡され、市第4刑務所に拘禁されている。

 2月12日、国保大隊の警官は再び、福霞さんの家に行き、家の壁に貼っている貼り紙などに対して写真を撮り、再度に家宅捜索を行ったが、福霞さんの行方が家族に教えなかった。

 それで、三女の春霞さんは福霞さんの幼い孫を連れて、福霞さんの解放を求めて公安局に行ったが、国保大隊の階に上がることを許されなかった。

  昼12時、春霞さんは降りてきた国保大隊の警官・高樹軍を見つかり、駆けつけた。春霞さんは「姉をどこに拘禁したのか」と聞くと、高は「お前の姉は罪を犯したので、拘留した」と答えた。そして、春霞さんは「姉がどんな罪を犯したのか」と聞くと、高は「大量の法輪功の宣伝チラシを持っている」と嘘をついた。 春霞さんは「嘘をつくな」と言うと、高は怒って、警備の警官に「この人を追い出せ」と指示した。

 2月13日、家族は再び、公安局に行き、警備員に「誰に会うのか」と聞かれた。「国保大隊の人に会いたい」と家族が答えたが、「国保大隊の人はみな外出した」と警備員が言った。

 仕方がなく、家族はバイリン左旗政府機関にある「610弁公室」に行った。「610弁公室」で家族は「趙福霞はどこにいるのか」と聞くと、「610弁公室」の警官は「俺は知らない」と言った。そして、家族は「『610弁公室』さえ知らなければ、失踪届を出すしかない」と言うと、警官は「聞いてみる。連絡先の電話番号を書くように」と言った。

 家族は「610弁公室」から出て十数分後、「趙福霞はバイリン右旗留置場にいる」という電話がかかってきた。それで、家族はすぐにバイリン右旗留置場に駆けつけた。留置場の警官は家族に「趙福霞が送られたとき、携帯電話のアドレス帳や着信、発信履歴が全部削除されたので、こちらから連絡できなかった」と話したが、家族と福霞さんの面会は拒否した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/15/287733.html)
 
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