内モンゴル：14年にわたる迫害の実態

 

　【明慧日本2014年2月18日】中共（中国共産党）は1999年7月20日から今まで14年間、法輪功への弾圧政策を行ってきた。この迫害の初日、アル山市の法輪功修煉者・王淑華さんも全国各地の多数の法輪功修煉者と同様に、強制的に連行された。

　当時、地元の警官は王さんの家に押し入り、王さんを拘束した。鎮の書記・劉は王さんに対し金銭を恐喝した。その後、王さんは家に戻ることができたが、警官や書記から嫌がらせを受け続けた。

　2000年2月26日、王さんは法輪功の真相を伝えるため、北京へ行こうとしたが、悪意を持った人に通報された。彼女は労働教養2年を宣告され、図牧吉労働教養所へ移送された。

　2001年7月頃、王さんは再び連行され、3日間連続で尋問・拘禁された。翌月、図牧吉労働教養所に移送された。それ以降、15カ月ほどの獄中生活では、毎日過酷な強制労働を強いられた。

　2005年5月と6月頃、警官は繰り返し王さんの自宅を不当に捜索した。そのため、王さんは放浪生活を余儀なくされた。2011年、王さんが帰宅を果たせない中、王さんの姉は圧力と恐怖に晒される中、妹の安否を心配しながら心臓病を発症して死亡した。

　去年11月19日、王さんは自宅で拘束された。王さんが不当に拘禁されてから、警官は検察庁などの司法機関と結託して、王さんに不当判決が下されるよう企てた。37日後、罪を定める証拠がなかったため、王さんは家へ帰された。