河北省の技師学院講師 夫婦とも不当判決に直面
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 【明慧日本2014年4月7日】河北省秦皇島市の法輪功修煉者・化智ケイさん(53)と妻の李学穎さん(43)は2013年6月、公安局国保(国家安全保衛)大隊の警官に不当に連行された。その後、同市留置場に拘禁され、すでに9カ月間経った。先日、同市の海港区裁判所は化さん夫婦に対して、裁判を予定していることを通知した。

 化さんは秦皇島技師学院の講師、李さんは秦皇島市たばこ機械有限会社の職員で、夫婦ともに法輪功を学んでいる。化さん夫婦はいつも「真、善、忍」の教えに従って自分を律し、「善良で誠実な夫婦」と周りに評価されていた。

 しかし、化さん夫婦は法輪功を学び続けているという理由で、中共(中国共産党)当局の迫害を受けた。

 2004年9月18日、化さん夫婦は街で、法輪功が迫害されている内容のチラシを配り、海港区紅旗路派出所の警官に連行され拘留された。その後、警官は化さん宅の家宅捜索をし、パソコンなどの私物を没収した。

 2006年4月21日午前、秦皇島市公安局と玉峰里派出所の警官数人は化さんの家を「訪問する」という名目で、化さんの家を訪れた。警官は法的根拠がないにもかかわらず、家に化さんしかいない状況で化さんを連行した。このことは家族にも化さんの職場にも知らされなかった。その後、警官は法的手続きもなく、化さんを労働教養所に移送し1年間拘禁した。さらに警官は、化さんを連行した後、化さんの留守宅に何度も不法侵入し、家宅捜索をしたという。

 1年後、化さんは解放されたが労働教養所の迫害によって、腕に傷跡が残り精神が不安定になった。その後も警官は絶えず化さん宅を訪れて嫌がらせをした。

 2013年6月10日、李さんは車に同乗していた6人の法輪功修煉者と共に海港公安分局の警官に不当に連行された。その後、警官は化さんの自宅で家宅捜索をして、車まで没収した。同日、警官は化さんを連行しようと化さんの家の近くて待ち伏せしていたが、自宅に戻らなかった化さんは連行を免れた。しかし6月27日夕方、遷安市公安局国保大隊の警官は遷安市で化さんを連行し、遷安市留置場に拘禁した。その後、化さんは秦皇市留置場に移送された。

 現在、ともに秦皇市留置場に拘禁されている化さん夫婦は不当判決に直面しているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/29/289303.html)
 
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